成田でミス、入管経ず入国
新聞によると、格安航空会社（ＬＣＣ）のバニラ・エアは１８日、台北発１０４便で１７日夜に到着した乗客１５９人（日本人１２６人、外国人３３人）が成田空港で入国手続きをせずに入国したと発表しました。
乗客を運ぶリムジンバスが誤って国内線到着口に誘導したのが原因。
１８日午前９時現在、４７人（日本人４１人、外国人６人）が入国手続きを済ませておらず、ナント連絡さえ取れていない人もいるそうです。東京入国管理局は事実確認を進めています。
バニラ・エアによると、１０４便は１７日午後５時に成田着の予定でしたが、強風の影響で着陸できず、いったん中部国際空港に代替着陸した後、午後９時４５分に成田に着きました。
そのためか、リムジンバスを運航する「東京空港交通」の配車係が国内線とうっかり勘違いし、バスに国内線到着口に行くよう指示したかもしれないということです。
不審に思った乗客が午後１０時ごろバニラ・エア側に指摘してようやくミスが判明。時既に遅しで、空港内でアナウンスをしたものの、既に約５０人が帰ってしまっていました。
東京空港交通は「事実関係を確認中」としています。
今回の一件もとんでもないですが、これを悪用すれば密入国ができるということになります。海外からの飛行機から出た時、どうにかして空港に降り、国内線の到着口から入れば良いのです。恐ろしい話ですね。
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