リオで勝つために現れた古賀紗理那 | ささやかな暮らしDAISUKI!

リオで勝つために現れた古賀紗理那

全日本代表入りしていきなり主役になったNEC古賀紗理那選手(19)


ワールドカップバレー2015女子大会

第4日 ○日本3―0ケニア●

(2015年8月26日 国立代々木競技場)


リオデジャネイロ五輪出場権をかけたこの大会、世界ランク4位の日本は19位のケニアと対戦し、25―15、25―20、25―12で2戦連続の余裕のストレート勝ち。通算3勝1敗で勝ち点を10とし2位を守りました。

ライバル格のロシアには惜敗しましたが、ドミニカ共和国とセルビアには何としても勝って、最後に中国とアメリカに立ち向かいたいものです。


24日の試合でキューバにストレート勝ちした日本は、第1セットから自分たちのペース。長丁場だけに選手を随時入れ替えながら、キャプテンの木村沙織、代表新顔の古賀紗理那、ミドルブロッカーの大竹里歩(21)が思う存分スパイクを決め快勝しました。


グランプリ大会に続いて今大会も大活躍の若きプリンセスの19歳・古賀紗理那選手(NEC)が今や主役となり、注目を集めて人気急上昇中です。

ジャンプが高い、動きが速い、アタックが強い、ボールへの対応がうまい。

細い体をしならせて打つスパイクの美しさよ。

そしてマスクも凛々しくてきれいなのです。

躍動する古賀から目が離せなくなりました。


リオ五輪に出場すれば、2004アテネ・2008北京・2012ロンドンに続き4大会に出場することになる大エースの天才・木村沙織(29歳)でさえ、まだ高校生だった最初はピンチサーバーから起用されたというのに、古賀は高校を卒業してしまったとはいえ、全日本の代表に加わって早々にスタメンの座をがっちり掴みました。

まさに10年に一人の逸材で、木村曰く自分が19歳の時より力は上だろうとのことです。

こういう選手が彗星のごとく現れるというのが、厳しいメダル奪取の条件の一つなのでしょう。  


★リオデジャネイロ五輪の出場枠は12で、開催国のブラジルは決定しているため、残りは11。今回のW杯上位2チームがまず出場権を獲得。続いてアジア、アフリカ、欧州、南米、北中米の各大陸予選の優勝国5カ国、2016年5月の世界最終予選(東京体育館)で4カ国が決まります。なおアジア大陸予選は世界最終予選と兼ねて開催されます。

ブラジル、アメリカ、中国、日本、ロシアによるメダル争いになると予想されます。


★古賀 紗理那(こが さりな、1996年5月21日佐賀県出身、身長188センチ・体重66キロ)。VプレミアリーグのNECレッドロケッツ所属。

小学校2年からバレーボールを始める。2011年8月の全日本中学校バレーボール選手権大会で、熊本県代表の大津町立大津中学校の選手として出場し優秀選手に、12月のJOCジュニアオリンピックカップではオリンピック有望選手に選出された。

実姉が通っていた春高バレーの強豪、熊本信愛女学院高校に進学。2012年10月のアジアユース選手権に出場し、日本の4連覇に貢献。大会MVPとベストスコアラーを獲得した。

2013年4月、全日本女子メンバーに初選出。5月からのヨーロッパ遠征メンバーに選出され、6月にイタリア4か国対抗(ALASSIO CUP2013)で途中出場し、全日本代表デビュー。10月に第1回世界U23女子バレーボール選手権のメンバーとして日本チームの銅メダル獲得に貢献。

2014年6月、東京オリンピックの強化指定選手「Team CORE」に選出。

高校を卒業する2015年にVプレミアリーグのNECレッドロケッツに入団した。

2月の対デンソー戦に途中出場してプレミアデビュー。ファイナルの久光製薬戦では途中出場ながら13得点をあげ、10年ぶりのリーグ制覇に貢献した。


幼い頃から注目されていたとは言え、表舞台で活躍するようになったのは事実上今年から。若手の勢いというのはすごいですね。


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