お笑い界の歴史的瞬間 | 気ままな暮らしDAISUKI!

お笑い界の歴史的瞬間


3月31日で約31年半の歴史に幕を下ろしたフジテレビ「笑っていいとも!」。

平日毎日生放送を足かけ32年間も続けたというのはすごいことで、8歳だった子供が40歳になってしまうのですから驚嘆する長さです。この番組をどれだけの人が見て育ったことか。どれだけのタレントが出演したことか、考えただけでも驚きです。

19歳だった拙者は51歳になりました。司会のタモリさんは37歳から68歳になっています。そんな番組を終わらせるのはフジテレビの勝手ですが、もったいないような気もします。


夜の特別番組「グランドフィナーレ超特大号
」ではタモリさん、さんまさんに加えて、こんな機会でなければ生放送で同じ画面に映ることが考えられないとんねるず、ダウンタウン、ウッチャンナッチャン、爆笑問題、ナインティナインが一堂に会しました。まさに夢の歴史的瞬間で、録画したのはもちろん、見ていて興奮しました。これでは裏番組の有吉がいくら人気者でも太刀打ちできません。有吉本人も事前にラジオ番組で嘆いていました。(笑)


とんねるずはダウンタウンより年上で先輩。「お笑いスター誕生」でとんねるずが人気沸騰した後、番組終盤にダウンタウンが出始めたというのが時列です。どちらも若い時にすぐに売れて冠番組を持ち、ギャラが高いため共演することがなく、仲が悪いも良いもなく、顔が合わないそうです。

ダウンタウンとウンナンは昔からライバルですが、意外に共演していて仲は悪くありません。

問題はダウンタウンと爆笑問題。ネット上の噂通り、共演を避けてきたきらいがあります。特に松本と太田の仲が気になりますが、拙者が思うに二人はとても似ていて、かぶるのを避けているのかもしれません。



これだけ豪華な、そして危険な集まりは昔の日本プロレスのワールドリーグ戦、東映のオールスター時代劇以来で、人生においてそうそう見られないと思います。タモリさんの存在と長寿番組「笑っていいとも!」があってこそのチャンスでした。


皮肉なことに「笑っていいとも!」は、コメディアンで「笑っていいとも!」出身のウンナン南原の「ヒルナンデス!」、同じお笑いのホンジャマカ恵の「ひるおび!」らにより終了に追い込まれました。厳しい世界であることを痛感せざるをえません。

「テレ隠し」「ブッチャー小林」「嵐山光三郎」などが懐かしいです。


この春、この番組だけでなく「はなまるマーケット」、みのもんたさんのラジオ番組も打ち切りになりました。「ワールドビジネスサテライト」はキャスターが交代しました。これも時代の流れ、世代の交代であり、避けられないことなのかと寂しさを感じました。


ろくに休まず働き続けてきたタモリさんはこれからが人生を楽しむチャンスです。お金は十分にありますから、体が動けるうちに好きなことを楽しんでもらいたいと思います。