人生の中で、
自分の望んでいない状況に
繰り返し
入り込んでしまうとき。
自分が、なにを
証明しようとしているのか？
ということに
想いを めぐらせてみると、
そのパターンから 抜け出す
きっかけになるのでは？
そんなふうに
最近、考えています。
これだけでは、
わからないですよね(笑)
たとえば、私の場合。
・・・あまり 公表したくはないけれど。
「どうせ 認めてもらえない。」
「私のことなんか
誰にも わかってもらえない。」
↑ これらの仮説を 証明すべく、
そのような状況を
一生懸命 キープしていました。
つまり、
他者との関わりの中で。
どんなに 頑張っても
認めてもらえない
どんなに 努力しても
わかってもらえない
そういう舞台を
自ら つくっていたのです。
↑ここが、ポイント。
ここでね。
ヘタに、誰かに
認めてもらったりなんかしたら、
困るんですよ(笑)
だって、
自分が 長年 温めてきた
大切な仮説（＝主張）が
崩れてしまうんだもの。
どんなに その状況に
不満が あったとしても・・・
自分が 数十年 かけて
コツコツと 積み上げてきた
その主張を
根底から 覆されることに、
比べれば・・・
その状況に
甘んじている方が、
ずっと マシなのでしょうね。
だから、
これまた 一生懸命
バリアを 張って。
自分の主張を 証明してくれる
（＝私のことなんか 認めてくれない）
人物しか、
私の世界に 入れなかったのです。
・・・なんてことに、
あるとき 気づきました。
というか、
それを 「自分が やっていたのだ」
ということを 受け入れた、
のかな。
もちろんね。
そういう仕組みになっている
ということは、
知識では 知っていました。
もう 10年近く前に なりますが、
その仕組みを 知ったとき、
最初は
そりゃ 反発しましたよ。
ふざけんなっ！！！
自分で つくっているわけ、ないだろっ！！！
・・・って(笑)
だけど、ふと 気づいてみると。
認めたくはなかったけれど、
たしかに
その通りだったかも？
と、思うようになっていたんです。
そんなふうに 自然と 思えるように
なるまでには、
何年も かかったけれど。
いろいろな経験を 経て。
その状況を
「自分が つくっていたのだ」
ということを、
いつのまにか
受け入れられるように
なっていました。
そしたら。
自分自身が
ずいぶん 楽になったように、
思います。
何年も 何年も かかって
少しずつ 解消してきた
その過程については、
詳しいことは
忘れてしまったのだけど （おい！）
誰かに 認めてもらえなくても
へっちゃらな自分！
というのが、出てきたのです。
もともと、ちゃんと いたんですよ。
私の中に。
でも、証明しようとする力が
あまりに 強いものだから、
出てこられなかったんでしょうね。
そして、ようやく 出てきた
「 認めてもらわなくても 大丈夫」 な
自分と、
仲良くなるにつれて・・・
生きるのが 楽に
なってきたのでした。
・・・と まぁ、
これは ほんの 一例にすぎず。
「私は 間違ってない！」 だとか。
（「私は 正しい！」では ないんです。）
「負けたくない！」とか。
（これまた 「勝ちたい！」 では ないから、
めんどくさい。）
私の中には
他にも たくさんの‘証明問題’が
隠れていて、
いまだ 発見されていないものも
いっぱい あるわけですが。
最近、家族を はじめとする
身近な人々の
内側において。
あ、このひとは
こんなことを 証明しようと
しているんだなー
というのを 垣間見ることが、
多いです。
それを 証明しようとしている以上、
そして そのことに
本人が 気づかない以上は、
そのひとを 取り巻く状況は
変わりません。
私が 手出しをしたところで、
表面上の問題が
こじれるだけでしょう。
だって、本人（の潜在意識）は
状況が 変わることを
望んでいないんだもの。
かつての私が
そうであったように。
そして、いまの私が
そうであるように。
だけど。
「あなた、こんなことを
証明しようと しているんですよ」
なんて、意地悪く
指摘しなくても。
そういう、アヤシイ話(笑)を
口には まったく 出さなくても。
私が そのひとの代わりに
その‘証明文’を 見つけ、
それを 心に 留めておくだけで。
私自身のブレ幅が
少なくなってくるんですよね。
表面上のトラブルに
一瞬 巻き込まれても・・・
静観するポジションへ
戻ってくるのが、
早くなってきます。
すると。
なぜだろう？
周りも、
そして 証明しようと やっきになっている
その張本人も、
少しずつ 変わってくるんです。
驚くほど すぐに
変わるときも あれば、
ものすごく 時間が 経ってから
のときも
あるけれど。
相手を 変えようと
しなくても。
なんか 勝手に 変わって・・・る？
そういうのが
すごく おもしろいな、と
思っているところです。
注） ここに 書いてあることは、
あくまでも、私が 採用している ひとつの
考え方に 過ぎません。
この考え方が 正しいかどうか？
なんて、それこそ
証明しようのないことです(笑)
違和感を 感じる方は
あっさり 読み流してくださいますよう
お願いいたします。
ありがとうございます。
自分のいまの状況を知るだけで、なんだか ほっとする・・・
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