先日の記事 存在を受け入れる
の続きになるのかな。
「（去年と今年とで） なにが 変わったの？」
と 訊かれて
私が 思い当たったのは・・・
施術者としての私自身の
姿勢（在り方）
でした。
光に触れるボディワーク
サイキック・マッサージでは、
「相手（受け手）を 変えよう」
とは しません。
たとえ 「良い」 （と思われている）
方向へ向けて、
で あっても。
たとえ クライアントさん ご自身が
（意識的にしろ、無意識にしろ）
「ここが キライ」 「ここが イヤだ」 などと
思っていたとしても。
施術者である 私は、
その部分を 「問題である」 とか
「間違っている」 などというふうには
とらえません。
「良い」 「悪い」の 判断を
することなく、
その瞬間の あるがままの姿に
触れていきます。
が・・・
これが・・・
難しいんですよ(笑)
私たちは、
ものごころ ついた頃から。
「良い」 「悪い」と 分別する。
悪いところ、間違っているものは、
正すべき！
そういう 考え方を 教えられ、
それを アタリマエのこととして
やってきましたから。
相手を、
そして ときには 自分をも
変えたくなるのが、
普通なのかもしれません。
注意深く 観察していると・・・
日常生活においても、
なにかを 「変えようとする」 ことに
多大なエネルギーを
注いでいることが、
わかると 思います。
（あ、「変えようとすること」 が
「悪い」 わけでもないんですよ？
念のため。）
サイキック・マッサージを学ぶことで
私が得た
もっとも 大きなもののうちの
ひとつが、
この姿勢、在り方でした。
起こる 物事（もしくは、人）の
ありのままの姿を、
価値判断を 加えずに
ただ 見る。
受け入れる。
もちろん、これまでも、
セッションする上では、
こういう姿勢で 臨んでいた
つもりでした。
また、いまでも、
「相手を 変えようとする」 癖から
卒業できては いません。
「この足首、もっと 細くできる！」
と、ぱっと 火がついて(笑)
手が 動いてしまったり。
受け手の身体の各箇所に ある
深い悲しみや 怒りなどを、
自分が なんとかしようと
したくなったり。
そんなことも、
まだまだ 多々 あります。
ただ、去年と いまとでは、
その‘卒業’度合いが、
また、自分が そんな状態に 陥っていることに
どれくらい 気づいているか？が
違うから。
受け手にも
その差が
伝わるのかもしれません。
そして、今年と 来年とでは
さらに 違ってくるのでしょう。
そういった面でも、
いや そういった面でこそ、
‘進化’を
続けていきたいのです。
光に触れるボディワーク
サイキック・マｯサージは、
徹底的に 「受容する」
ボディワークです。
そこにあるものは、
たとえ ネガティブなもので あったとしても、
そのときの そのひとの
‘真実’なのであって。
何度も 書いていますが、
‘真実’は、本当に 美しく、
ときに
感動の涙が あふれてくることも
あるほどです。
受け手の皮膚や人格を
通り越して。
その下にある ‘真実’や
そのひとの ‘本来の姿’に
触れるのが、
私は、大好きです。
最後になりましたが、
この 「相手を 変えようとしない」
ということに関して
後日いただいた フィードバックを、
ご紹介します。
「相手を変えようとしない」っていうのは、
自分が当事者になると 難しいし、
イライラしたりするけれど
「変えようとされない」側としては
すごくリラックスできるし、
自分に対する信頼感が増すものなんだ～！
って、改めて実感しています。
その結果として得た
軽やかな感覚とか、
「これでＯＫ！」っていう感じとかは、
無理のない中で
自然に生まれたものである分、
「人から何かしてもらって得たもの」
ではなく
「自分自身の中にもともと備わっていたものが
自然に顕在化した」
っていう感じがしたのが、
とても嬉しかったです♪
こういう経験をすると、
自分も、人をコントロールしようとする気持ちを
なるべく手放して、
相手の中にあるパワーを信頼してみよう
そうすることで
相手の中にあるよりよいものが
表面に出てくるかもしれない！
って思えてきます。
これを 読んだとき。
サイキック・マッサージのセッションが
『シェアリング』 と 呼ばれている、
その理由が
初めて わかったように 思いました。
ありがとうございます。
「今の自分に必要なものを、アタマではなく
身体とハートで 受け取れる感じ」 （お客さまの声より）
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