心屋のミーティングの日
こんなことをおっしゃいました。
「自己啓発とか読んどる場合やないよ?(物語よまんと!)」
あの、ちょっと茶目っ気にじませた
いたずらっこの表情をしてね
おっしゃってました。
***
今日はぴったんこカンカンで芦田愛菜ちゃんが
又吉さんと話をしてましたねー。
ああいうのを聞いているとワクワクします。
「児玉清の「あの作家に会いたい」 」とか、
作家さんがどう考えて書いてるのか系の
本を読むのすごい好きなんです。
児玉清の「あの作家に会いたい」
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岸見先生の「嫌われる勇気」がドラマ化された時も
又吉さんと加藤シゲアキくんと嫌われる勇気の共著の方とでトークする番組を見たのですが。
そこでも又吉さんが言ってましたね。
「こういう自己啓発本とかあんまり読まないんです。
物語の中から、行間から、自分で見つけていく作業をしたい」って
いうようなことを言っていたような。(おぼろげ)
うん、もちろん番組だから、自己啓発本も読みやすくて楽しいっていう
テイでやってくれてましたけどね(笑)
最近だとこういうのが私のツボですね。
若林さんが読者目線で「どうやって書いてるの?」「ふだん何してるの?」
みたいなテンションでインタビューしてくれるから
作家さんの素の顔がわかって楽しいです♪
ご本、出しときますね?
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そんな作り手側のメイキングの話とか
心情とかを知るのは好きなんだけど。
それで作り上げられた作品を読むのは苦手です。
物語はなかなか、ハードル高い。
初めての作家さんは特にちょっと、無理だったりする。
なので、小説を読みたいなって思うときは
だいたい原作を実写化されたものを見てから読みます。
本質的に「読書家」ではないなー、と思います(笑)
文章のクセとか
世界観とか
そういったものを掴めるまで、時間かかるじゃないですか?
本が好きな人はそれがいいっていうと思うんですけど。
私はなんとなく敬遠してしまっていますね。
そんなこんなで、有名どころも名作もあまり読んだことがないんですが
映像から入る派なのでドラマから小説を読むことは多々あります。
たとえば旅行に行く時。
旅行ガイドブックで見た、とか。
テレビで見た、とか。
ネットで見た、っていうとこに実際に行きたくなるじゃないですか?
まったく見たことも聞いたこともない「お寺」とか、
行っても楽しめない。
…ことが多いですよね。
タイのお寺とか行った時もガイドブックに載っているもの以外は、
こう、なかなか…。
初めての国だし、余計にね(笑)
創作物に関しても私はこれと同じ感覚みたいで、
映像作品を見たあとで、原作はどう文章で表現してるのかなー、という興味から文章を読みたくなるんですよね。
映像化されたものを見て世界観が分かったあとなら、活字も読みやすいし、
これをどう再構築してドラマ化したのか、
みたいなことも味わいながら読むのが好き。
原作モノの映像化って、できあがったものをいったんパズルみたいにバラバラにして、組み立てたて、見せかた変えて「本質的には同じ絵」を作り上げてる感じだよね。
「そうバラして、再構築したかー」って、感心するのが好きらしい(๑´∀`๑)
これがああなったのかー、と思うと、またドラマを見直したくなるんですよね。
そんな感じで読んだのがこれ↓ですね。
Nのために (双葉文庫)
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あ、きっかけは今ドラマやってる「リバース」
このリーバスに今とってもハマってるんですが、
あ、リバース来週最終回ですね
もう毎回ドキドキですね。
そこか!
そこか!
みたいな。
それぞれの人がそれぞれの思惑で、
いろんな人の目を通していろんなものを見ているんですよねー。
今日のさっきのもぞくぅううううっとしましたね!(>w<)
あ、でもこのドラマの序盤で、私、何気なく「○○じゃない?」って言ったのが
ちょっとだけ当たってて心の中でガッツポーズしましたよ。
このドラマに「Nのための成瀬くんがでるよ」っていう話を聞いたんです。
以前の人気ドラマの登場人物が、今のドラマに出るなんて
こんな楽しいイベントなかなかやらないじゃないですか!
でも、私、「Nのために」のドラマも見てないし小説も読んでないから
せっかくのイベントなのに楽しめないんですよね!
「これはいかん!」って思って。
まず、「Nのために」のドラマを見たんですよ。(←行動力はあります)
そしたらこれが面白くて面白くて!
全10話一気見して、小説を読み
もういちど1話から見直して。
そしてサントラをエンドレスリピートしているところです(←どハマり(笑))
ドラマのサントラってけっこう当たり外れがあるんですよ。
(とくに民放ドラマ)
ドラマが好きで買っても、
収録されてる曲を聞いても
ドラマの印象がまったく蘇ってこないサントラCDってあるんですよね。
TBS系 金曜ドラマ「Nのために」オリジナル・サウンドトラック
2,700円
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でも、この曲はどれを聞いてもドラマの感じが
ぶわあっと浮かんでくる。
そういう音になっています。
物語の中で上手にまんべんなく音源活用したんでしょうね。
(それか私が集中して見すぎた?!(笑))
これはなかなかいいです。
音楽の感じがとても綺麗で沁みる。
曲を聞くとオープニングタイトルのタイトルバックの映像とか
あのシーン!とか、あの情景!とかが
フラッシュバックする感じです。
そんな感じで音楽って、
私たちの記憶に触れてくるんですよね。
私たちの感情を震えさせてくれる。
そんな音楽に耳を持ってかれる私は、
ここ数日、これを一気読みしてました。
蜜蜂と遠雷
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心屋ミーティングの時に
ぢんさんに「あきちゃんこれ絶対好きだよ」って言われて。
うん。
題材的にも、わたし、範疇だな、って思ってたから
本屋で何度か手に取ったことはあるんですよ。
本屋大賞1位ですしね。
本屋に行けば必ず平積みされてますからね。
アマゾンでレビューも読んでました。
読みやすいらしい、という情報も入ってた。
でも、買わなかったんですよね。
「長すぎる」と思って(笑)
ほら、小説読めない人だから( ̄▽ ̄)
で、読んでみたら。
どハマりしました(笑)
なんか思惑通りで悔しいですよね( ̄ー ̄)
なーんて、思いながら勢いに乗ってずんずん読みましたとも。
作中にオリジナル曲の「春と修羅」というピアノ曲が出てくるんですよ。
そこのカデンツァをどう弾くかっていうシーンが中盤の山であるんですけどね。
それ以外の曲はバッハだったりモーツァルトだったりバルトークだったり
で西洋音楽ばっかりなんですよ(当然ですけど)
それぞれに表現が素晴らしいんですけど。
この「春と修羅」は宮沢賢治の世界観だから
日本語での表現がよりしっくりくるんです。
まあ、例によって、わたし宮沢賢治あんまり知らないんですけどね。
知らなくてもね(笑)
日本人特有のメンタリティとか、神道的な自然への畏敬の念とかがあれば、
なんか心に響くもんだなぁ、と。
この小説を先に読み進めていたジェニーさんに
「あきちゃん誰好き?誰好き?」と聞かれましたが。
私は、ダントツで亜夜ちゃんが好きですね。
春と修羅のカデンツァに鳥肌立ちました。
ちなみにジェニーさんは、だんとつでホフマン先生が好きらしいです。
「そこ?!」っていう人選です(笑)
ぢんさんのとこでこの本の話をしてたときは
「映画化されたら見る」
なんて言ってましたが。
安易に実写化されたくないやつでした(笑)
音楽の世界に、美しい日本語でひたひたに浸って
その世界を遊泳するような気分になれるお話でした。
気になる方はぜひ(>▽<)
さて、リバース最終回、が待ち遠しい!
リバース原作もちびりちびりと読んでいるのですが。
(↓カバー取っちゃってなんの本だかわからない写真(笑))
できたら最終回前に読み切ってみようかなー。
ドラマ、原作とは違う展開が入っているらしいから。
リバース (講談社文庫)
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おっと、ぴったんこかんかん終わりから書いてたんですけど
リバースが始まっちゃって、中断してたんですが。
これからA-studioで高橋大輔くんですよ!
そんなこんなで
私は忙しいので、このへんで!(。・∀・)ノ゙