8月26日の毎日新聞の記事に『妊娠しやすさグラフに誤り』という記事がけいさいされており、目を引きました。
記事の内容は、文科省が高校生向けに作成した保健教育の副教材で、妊娠のしやすさと年齢の関係を示すグラフについて掲載内容に誤りがあった、というものでした。
出典元のグラフは25歳から30歳はほぼ横ばい、25歳がピークになっているグラフで、30代前半と20代前半がほぼ同じぐらいになっているグラフで、35歳ぐらいからグラフの下がり方が増えてくるような、当店でも使っている卵巣年齢表などと近いものでした。
掲載内容が間違っていたのはお粗末としか言いようが無いですが、この記事を見ておもったのが、いよいよ高校の教材でも『妊活』について取り上げるようになったのか、ということです。
少子高齢化が進み、高齢者の人口が大幅に増え、全人口の四分の一を占めると言われている『2025年問題』を前に高齢者を支えるためにも人口減少に歯止めをかけないといけません。
そのためにも高校生ぐらいから妊活をしていく必要があるということで今回のような教材を使うようになったのでしょう。
若い頃は『赤ちゃんはその気なればすぐできる』と思いがちです。
しかし、生理不順があったり、生理痛があったり、様々な問題で体調が悪くなると妊娠しやすい体にしていくだけでもかなりの時間を要します。
今回記事にでていた副教材のすべての内容はわかりませんが、まだまだ出産なんて、と思っている方でも、日頃からの体調管理だけはしっかりやっておくと、それだけでも大切な妊活です。
高校生の教材でもぜひ『いつでも出産ができるような体作り』の重要性を伝えて欲しいと思います。
☆妊娠しやすい体調を維持する目安☆
・生理痛が殆ど無い
・生理周期が一定期間である(28日周期プラスマイナス3日以内)
・月経前症候群がない(生理前の不調が無い】
・経血に塊が少ない
・便秘をしていない
・睡眠不足、不眠症がない
・食事を美味しく食べられている
などがあげられます。
ぜひみなさんも『まだまだ妊娠・出産なんて~』と考えている方も、いつでもできるような体調だけは整えましょうね。
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