ノーベルのひとりおかんっ子応援団スタートに思う | ファンドレイザー北村のブログ

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こんにちは、ファンドレイザーの北村です。

ついに、大阪で病児保育を行うNPO法人ノーベルで、ひとりおかんっ子応援団プロジェクトがスタートしました!

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実は、今から約2年前このプロジェクトをやりたく、ノーベルで半年間ボランティアをしていた時があったのですが、当時は訳あってノーベルで正職員として働く事ができませんでした

そして、寄付を集めて子どもの未来を紡ぎたいというタイトルのブログを綴ったのが約1年半前になります。実はこのブログを始めたきっかけもノーベルを辞めた事に由来しています。

そこから、私は転職して、サラリーマンの傍ら平日の深夜早朝の合間にチャリティランを行い、ひとり親世帯の子どもを支えるための寄付集めを行いました。

その結果、約845キロ走って100万円を集める事に成功して、プロジェクトを開始できる運びとなりました。

すべては子どものため。虐待などで生きにくさを感じる子どもをなくすために、市民の力で子育て世帯を支える仕組みをつくりたい。

そんな思いを抱き、動き続けた結果、ようやくスタートラインに立てました。

なぜ、子どもの力になりたいのか。突き詰めると、幼少の頃の自分の姿が思い出されます。

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私の母は長崎出身で、単身で京都にいる父に嫁入しています。当初、父の両親と別居していたのですが、私が病弱で何度も救急車で運ばれたりして心配をかけたため、両親と一緒に暮らす事になった経緯があります。

私は元来、落ち着きがなく、お茶をこぼしたり、ものを壊すという事は日常茶飯事でした。そしてよく、母に張り手や布団のハタキで顔や身体を叩かれたり、真っ暗の小屋に閉じ込められたりしていました。あんたを殺して私も死ぬという言葉をかけてすごい剣幕でしつけてくる母を恐れ、ごめんなさい、ごめんなさいと泣き叫んでいた事を覚えています。

でも、愛情もたくさんもらって、不自由なく育ててくれて、私は母の事を一切恨んではいません。しかし、母の姿を振り返ると、周りに慣れ親しい人がいない事、嫁姑問題、子どもの病気など、育児というのは本当に大変で色んなストレスがかかる事はよく理解できます。

ですので、今回のプロジェクトには心底意義を感じますし、私にはこのプロジェクトに関わる事を辞める理由がないのです。

現代のひとりおかんっ子たちに、幼少の自分を重ねつつ、これからも一生、子どもの支援をしていくので、みなさんもできる範囲でひとりおかんっ子応援団員になってもらえたら嬉しいです。(私も早速団員になりました。)

ひとりおかんっ子応援団プロジェクト詳細はコチラ