今月11日に義父、中西立太が急逝しました。
数日前に、今年の仕事の話などをしてきたばかりなので信じられません。
義父、中西立太は歴史復元画家として日本の第一人者でした。
時代考証、調査を行い、単なる歴史イラストではなく、
その時代の風俗・文化・技術の全てを凝縮した教材として高い価値を有する絵を書いていました。
「日本の軍装」「日本甲冑史」「太平洋戦争戦いと兵器 」「マンモスの狩人」などをはじめ
多くの著書があります。
昨年の今頃は、
六本木ヒルズの森美術館で開催された「ウルトラマン大博覧会」で
日本の怪獣絵師と大々的にとりあげられていました。
日本のSF画家小松崎茂一門だった。
昔は、怪獣やプラモデルの絵もかいていました。
これからは、
「少年画」というカテゴリーを世の中に定着させていこうと話していた。
美術教育にも厳しくも深い思いを持っていました。
義父の思いを胸に
私のデザインや制作の仕事を通して
社会に貢献していければと思います。