石油ストーブの修理が時々あります


「火がつきません」という電話でも 2通りあります


1 点火ボタンを押しても ヒーター部が赤く光らない(マッチで点けると点く)


2 ヒーターは点くが着火しない(マッチでつけても点かない)


今のストーブは点火ヒーター式と 圧電着火式とありますが 圧電着火式の場合ジーーーーーと 音がするかしないかで 点火機能が正常かどうか判断できます


ヒーターが赤く光らないは 圧電着火式の場合ジーーーーっと音がしない と同じことでしょう


今日電話があったのは ジーーーーーーーーーと 音がするが 点火しないといいます


マッチで点きますか?と聞くと 点かないといいます


ほぼ100%芯不良ですね


去年石油ストーブをしまう時 空焚きをしなかったとか 手入れが悪かった時 芯の不良が起こります


芯をいっぱいに上げたところで 燃焼筒を取り外します


そして芯を指でさわります


柔らかかったら大丈夫です


先端が固かったら芯不良です


今回芯不良でした


「芯が悪いですね・・」


  「どうして? 去年買ったばかりよ?・・・・」


「空焚きしました?」


  「はい きちんとして掃除までしましたよ!」


「そしたら灯油が悪かったみたいですね  今年の灯油を入れましたか?」


  「そうよ  今年買ったやつよ」


「今年はいつですか? 今月ですか?」 


  「いや・・・  4月だったかな?・・・  3月だったかな?・・・・」


それは今年は今年ですが この冬という意味で聞いたんですよ・・・・


「夏前に買った灯油は 不良灯油になる恐れがあるんですよ・・・  水分などが入り その水分を芯が吸い上げると一発で固くなりますよ・・・」


  「そんな  灯油タンクに水なんか入れませんよ  きちんと蓋してしまってるんですから・・」


そういう問題ではないんですよね


タンクの中の空気中に含まれるわずかな水分が 物置内の温度の変化で水滴となって タンクの底に溜まったりするんです


タンクに灯油が満タンならいいのですが 少量なら水滴が溜まりやすいのです


納得してもらい 芯を交換いたしました


ありがとうございました







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