経過とか病理結果とか | 22歳がんと闘う!ステージIII期→胸膜転移→Ⅳ期へ

22歳がんと闘う!ステージIII期→胸膜転移→Ⅳ期へ

21歳でがんになり、手術で摘出後、1年後に再発を宣告されました。
今までの経験や感情と、これから始まる闘病生活について記録していきます。


火曜日はポテトヘッドの外来でした。

血液、レントゲン、異常なし。
経過は良好とのこと。

疼痛について相談すると、
リリカを処方してくれました。
薬が効いているのか、回復しているのか
痛みが少し和らいでいる気がします。


病理の結果。
初発のIII期typeb2と同じものでした。
写真も見た。
3cmちょっとかなー、
白っぽくて 気持ち悪かった。

最初の手術もそうだったみたいですが
摘出したあと 綺麗に胸膜を
洗浄してくれたそうです。
そんなことしてたなんて 知らなかった。
信頼している先生たちが
しっかり洗ってくれたから 大丈夫。



どうしても私は聞きたい。

「三代療法以外に、
治験とか 陽子線とか 近赤外線とか
全く望みはないんですか?
国立がんセンターとかは
たくさん治験やってるでしょ!」


「やっぱり珍しい病気だからね。
薬を作るにしても、例えば肺がんの患者さんはたくさんいるわけでしょ。それだけ求められてるし、儲かるのよ。それでも僕たちもこの病気について細々と研究を続けているんだけどね。すぐには難しいね。」


患者一人一人の思いを
推し量ることなんてできないのに、
開発の順序が 製薬会社の利益の為に
市場の規模で決められてしまうっていう
この悔しさはどこにぶつけたらいいんだろう。。。


「せっかく摘出したのに。
別のところが痛むのは辛いなぁと。
QOLを下げずに治療できたらいいなと
思ったんですけどね。」


「どの治療も、どうしても
何かと引き換えなんだ。
メリットもあればデメリットもある。
でも、そっか。そんなに痛いか。
それは、僕のせいだよ。
ごめんなさい。」

頭を下げるミスターポテトヘッド。

そうじゃない。
先生は私の命を救ってくれた恩人だよ。
大好きな先生に、そんなことを
言わせてしまった自分を
その場で叱責したくなりました。



先生涙目。
私も涙目。



いつも思う。

がんなんてこの世からなかったらいいのに。


だけど、
理不尽すぎる運命を
どうしたって拒むことはできないから
みんな必死にそこに意味を見出して
不恰好でも闘っている。


みんなこんなに頑張っているんだから

神様お願い。

ちゃんと頑張っている私たちを見て。





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