「110番の日」の10日、NHKの朝の連続ドラマ「ウェルかめ」のヒロイン、倉科カナさん(22)が警視庁の一日通信指令本部長に任命され、「110番通報」の受理を疑似体験した。

 倉科さんは女性警察官姿で登場。実際に110番を受け付けている指令センターで通信機器の前に座り、「かばんをひったくられた」という女性からの模擬通報を受理した。

 「犯人はどんな服装でしたか」「近くに住所の分かる表示はありませんか」など、ひったくり事件の詳しい状況を聞くと、無線で出動指令を出し、110番のプロセスを体験した。

 一日通信指令本部長の“大役”を果たした倉科さんは、「相手の方が慌てていたため、冷静に対応することが大切だと思った」。

 特別ゲストとして登場した大相撲解説者、舞の海秀平さん(41)も「お年寄りや女性など、弱い立場の人を狙うひったくりは許せない。私たちもかばんを道路側には持たないなど、対策が必要」と話した。

 警視庁によると、昨年寄せられた110番通報は約175万2千件で、前年から約4万6千件増加した。このうち、緊急性のない相談・要望は約3割を占め、中には「ゴキブリが出たので来てほしい」「足が痛いからスプレーを買ってきて」といった内容もあったという。警視庁では、こうした相談については「♯9110」を利用するよう求めている。

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