撮影:2013/7/20
アサギマダラ:日本列島を縦断、沖縄・台湾まで2,000㌔を飛んでしまう、
筑波山で見れますよ!
土用入:7/20、土用といえば丑の日で2013/7/22、丑の日といえばウナギ。
夏の土用の時期は暑さが厳しく、小中学校は夏休みに入る。そして梅雨が明け夏ばてをしやすい時期で昔から「精の付くもの」を食べる習慣があり、ウナギやシジミ、タマゴが、中でもウナギが一番、そして商売もウナギ、そして「土用ウナギ」と呼ばれ、、、今日は不足で高値、この頃食卓に並ばない!
土用の筑波山 筑波梅林から男の川登山口、男体山・女体山、つつじヶ丘から筑波梅林へ②⇒’ここ ’
コース
筑波山梅林6:30―(0:17)→林道ピーク6:47―(0:53)→ミカン園7:40―(0:55)→薬王院コース出合8:35―(0:19)→関東ふれあいの道休憩所8:54―(0:15)→男の川登山口9:09―(0:40)→延命水9:49―(0:13)→薬王院コース出合10:02―(0:05)→自然研究路合流(反時計回り)10:07―(0:30)→展望岩10:37―(0:12)→男体山10:49―(0:03)→立身石10:52―(0:08)→11:00御幸ヶ原11:45―(0:13)→セキレイ岩11:58―(0:12)→12:10女体山12:05―(0:30)→出船入船12:35―(0:36)→13:11つつじヶ丘13:20―(1:15)→筑波山神社14:35―(0:35)→15:10筑波山梅林
筑波山梅林の駐車場は観梅時期以外無料、ここに停め筑波山を楽しむ人が多い、有料の市営第三(御幸ヶ原コース)とつつじヶ丘(おたつ石コース)の駐車場は地元の人はあまり利用しない!出合った二人の女性を案内する男性は筑波山梅林→筑波山神社→筑波山→つつじヶ丘→筑波山神社→筑波山梅林とのこと。
梅林の最上部の数台の駐車場に停め、梅林から続く林道を薬王院コースの方に歩き出す。
直ぐに目に入るのが、大輪のヤマユリ、日本の代表的なユリで、花は黄筋が入った白色で、斑点が多く、漏斗状で横向きに開き、強い芳香がある。つくば市に住み始めの頃はカブトムシ同様、沢山見られたが少なくなって、群落が無くなってしまったようです。
アキノタムラソウ 秋田村草 シソ科
続いて、筑波山の山麓林道に多い、アキノタムラソウ、茎の断面が四角です。葉は対生し,長い柄があり,3 出葉または1 ~2 回羽状複葉となります。茎は上部で枝分れし,先端に青紫色の唇形花を何段にも輪生します。この間犬吠埼に行き林で見付けました’ここ
’。
オオバギボウシ 大葉偽宝珠 ユリ科
ヤマユリが咲けば、ギボウシも!筑波山ではオオバキボウシ、コバギボウシも生えています。若芽は山菜、くせが無く美味しいと言うが、来年もここに咲いていて欲しい。
ミミガタテンナンショウ 耳形天南星 サトイモ科
ミミガタテンナンショウはちょっと気味が悪いが、沢山生えているので見逃せない。
タカトウダイ 高灯台、高燈台 トウダイグサ科
オトギリソウ 弟切草 オトギリソウ科
登山道の草むらに咲く、可憐な花! オトギリソウ。
ヌマトラノオは’ここ
’で見た、花の形は似るが花穂のスタイルが全く違います。
アキカラマツ 秋落葉松 秋唐松 キンポウゲ科
マツカゼソウに似ているがアキカラマツは花期は4~9月で茎の先に大きな円錐花序を出し、淡黄白色の小さな花を多数つける。マツカゼソウは9月で茎の先に円錐花序を出し、直径約5㍉の白色の4弁花をまばらにつける。雄シベは花弁より長く突き出し、先端の4裂した緑色の柱頭が花の中心部につく。
オオマツヨイグサ 大宵待草 アカバナ科
マツヨイグサ、メマツヨイグサ、コマツヨイグサ、アレチマツヨイグサと仲間が多いが一番大形。
タンキリマメ 痰切豆 マメ科
トキリマメの葉は先端が伸びて尖るが、タンキリマメは先が丸みを持つ。
トキリマメの葉はまん中よりつけ根に近いところが最も幅広なのに対し、タンキリマメは先端に近いところが最も幅広。
タンキリマメの葉の方が肉厚。
タンキリマメの方が全体に毛深い。
両者とも萼は5つに切れ込むが、トキリマメは5片の長さが揃っているのに対し、タンキリマメは下部の一片が長く伸びている。
トキリマメの方が葉がスッキリして、並べると判るのだが!
ツリガネニンジン 釣鐘人参 キキョウ科
ソバナ、フクシマシャジンなど同じスタイルですね!
コマツナギ 駒繋 マメ科
自宅に散歩道にも生え、草木状の低木、葉は奇数羽状複葉、小葉は3~6対。抜こうと思っても根・茎が強く馬をつないでも大丈夫!
ジャケツイバラ 蛇結茨 マメ科枝はつる状にのび、鋭い刺がある、撮影にも注意!筑波実験植物園にも植えられている。近くの宝篋山にも大木がある。
エゴノキ 野茉莉 エゴノキ科
花びらが5枚ついたままの形で落ちる。果実に有毒のサポニンを含み、その味がエグイことが訛り、エゴノキとなったというのが名前の由来。薬王院コースを歩くと沢山見れます!
トリアシショウマ 鳥足升麻 ユキノシタ科
ナワシロイチゴ 苗代苺 バラ科
ナワシログミも稲の苗代を作る頃果実が食べられるそうだ、つつじヶ丘駐車場から少し登った所にも生え、今が食べ頃。
クルマバナ 車花 シソ科
筑波山梅林から歩くだし、同じ様は花はアキノタムラソウだった、これって花序が異なる、葉は対生し、葉の縁には鋸歯があり葉先は鈍頭で基部は円形。葉表は無毛で、葉の裏の葉脈上と柄には毛が生える。花は淡赤紫色の唇形で、茎の上部の葉脇や頂部に数段輪生して咲かす。
上唇の頂部はわずかに切れ込み、下唇は大きく裂片は3裂し基部には赤紫色の斑紋が入る。花序の基部には線形で毛の生えた小苞葉があり、下から観察すると良くわかる。アキノタムラソウもように多くは生えていない!
雌雄異株、果実は球形で黒く熟す、コシアブラは人気の山菜、ウコギの仲間、若芽はほろ苦味を有し、香りも強く、香味山菜として用いられ、ゆでて浸し物や和え物にし、刻んで塩味をつけ、飯に炊き込む。尚、葉は茶の代用にもなるとのこと、家の近くにも生えているが試してみたいとは思わない!
ホソバアキノノゲシ 細葉秋の野芥子 キク科かな!?
ウマノミツバ 馬之三葉 セリ科
茎は直立し枝を分ける、食用にならないミツバ
ケキツネノボタン 毛狐の牡丹 キンポウゲ科
薬王院コース出合
薬王院コース’ここ ’、表コースのつつじヶ丘(おたつ石コース)、筑波山神社(御幸ヶ原コース)からのように岩場は無いが、急こう配の長い階段がある、是非、挑戦を!
雌雄異株、雌株は少ない!薬王院コース出合いから男の川方向に見られます。
ヒカゲイノコヅチ 日陰猪の子槌 ヒユ科
富士山山麓に群生、静かどころではなかった’ここ
’
キブシ 木五倍子 キブシ科
ムラサキシキブ 紫式部 クマツズラ科
アブラチャン 油瀝青 クスノキ科
クロモジの実は上を向いていましたが、とても追いそうな実ですね!雌雄異株、この実から油をとり、材は油を含み良く燃える。
ウツギ 空木 ユキノシタ科
サルナシ 猿梨 マタタビ科
御幸ヶ原から男体山に登る階段の左にありますね!
筑波山の栗は美味い!でも本数が少なく、誰が先に、、、。
ガマズミ 鎌酸実、莢迷 スイカズラ科
この辺りのガマズミは食べられ時期までに実が取れてしまう、、、。
ミズヒキ 水引 タデ科
ミズヒキ、キンミズヒキ、ヒメキンミズヒキが筑波山や加波山で多く見られます。ヒメキンミズヒキは本当に姫ですね!庭先ではキンミズヒキが咲き誇る。
ヤマブキ 山吹バラ科
庭に植えられているシロヤマブキの黒い実は翌年の花が咲く頃にも残っている。ヤマブキもシロヤマブキも実を付ける、「七重八重 花は咲けども山吹の 実のひとつだに なきぞ悲しき」と、太田道潅の逸話で「実の」に「蓑」をかけたことが知られているため、実はできないと思われがちだが、実ができないのはヤエヤマブキ、やはり実の付くヤマブキは綺麗です!
コゴメウツギ 小米空木 バラ科
筑波山に多く、特に裏のコース、歩くのに邪魔になるほど、でも可愛い花です。庭にはフジウツギ、ハナツクバネウツギ。ウツギ・ノリウツギは ユキノシタ科、ツクバネウツギはスイカズラ科、コゴメウツギはバラ科
庭に咲き続ける、ハナツクバネウツギ
コゴメウツギ 小米空木 バラ科
タマアジサイ 玉紫陽花 ユキノシタ科
タマアジサイも開いてしまうと、ヤマアジサイと良く似ている。
コアジサイ 小紫陽花 ユキノシタ科
自然研究路の展望岩のコアジサイはまだ開かない、山麓の林道は実になって!
アサギマダラ&ヒヨドリバナ
偶然見付け、飛び去るまで15分ほど、近くの登山者は見向きもしない、長距離飛、筑波山は山麓でよく見かけます、ケーブルカーの周囲にフジバカマが植えられ、ここにアサギマダラが飛んでくる!
塩見岳、八ヶ岳、京都の世界遺産’ここ
’で見付けています、海を渡るから凄い!
続いて、男の川から筑波山へ:
土用の筑波山 筑波梅林から男の川登山口、男体山・女体山、つつじヶ丘から筑波梅林へ②⇒’ここ ’へどうぞ!
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