私はものすっごい活字中毒なので、毎日なにかしらの本を読んでいます。
先日読みかけのままの本をテーブルに置いていたら、オーロラちゃんに
「何読んでるの?」
と聞かれました。
- この世の悩みがゼロになる/小林 正観
- ¥1,500
- Amazon.co.jp
この本は繰り返し何度も何度も読んでいます♪
「そんなに面白いの?なにが書いてあるの?」
とオーロラちゃんに聞かれたので、この本の中のひとつの話をしました。
【裁く者の心は砂漠。許す者の心はラクダ】
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キリストの言葉
「裁く者は裁かれる。裁かぬ者は裁かれない。許す者は許される。許さぬものは許されない」
を小林正観さん流に作った言葉。
いい人間になろう。優しくてみんなを愛して、常にありがとうを言うような素敵な人間になろうと
努力する。その100点を目指している時・・・なんと恐ろしいことに98点のところに落とし穴があるんだって。
100点目指して努力しているとどんどん素晴らしい人になってきて、100点満点になると、
どんなことが起きても怒らなくなる。
でも、そのちょっと手前98点のところに悪魔の落とし穴があるらしいよ。
悪魔はね、争わない、戦わない、憎まない、怒らない、イライラしない、
そういう世界には、住んでいられないの。
みんな100点満点の素晴らしい人だらけになったら、悪魔は住むところがなくなって困るんだって。
だから、96点、97点のところまで来た人の耳元でささやき始めるらしいよ。
「あなたのやっていることは正しいことなのだから、自分のやっている正しさを
もっと他の人に向かって言いなさい」
「あなたほどちゃんと頑張ってない人は周りに沢山いるのだから、
もっともっと言って周りの人を正しい人にしてあげなさい」
・・・それが、悪魔のささやき。
「私はみんなにありがとうを言ったり、優しくしたり、正しいことをしているのに、
なんで他のみんなはそうしないの!!」
って、他の人に目が向いて周りを責めだす。
それが悪魔の好きな怒りや憎しみという餌になってしまう。
自分はやっているのに、他の人はやっていないじゃないか!そう思ったとたん、
ストンと穴が開いて悪魔の国に落ちてしまう。
だから、一生懸命いい人になろう、素晴らしい人になろうと努力する人ほど
98点の落とし穴に注意しないとキケンなんだよ。
そう言うことが書いてある本だよ。
他の人、周りの人のことは置いておいていいんだよ。
自分でやるべきこと(例えば常に「ありがとうを言う」とか)を感じたなら、
ただ自分はやるだけ。
自分が楽しくて笑顔になることをずっと続けていって、周りの人に喜ばれるように
光を発しながら生きていく。それが、天使を味方につける生き方だと、ママはそう思うな。
周りを責めだしたら、悪魔の落とし穴に落ちた時だよ。気をつけること!!
神妙に聞いていたオーロラちゃん、ボソッと
「私、悪魔の落とし穴に気をつけなきゃ
ついついみんながちゃんとしないって、責めたくなっちゃうときとかあるし
自分はこんなに正しい!って思いこみ過ぎたら、危ないんだね。
悪魔ってば、怖いな~」
それで、昨日の記事「ちびくんの天使バリア 」になるわけです。
自分で気がつくオーロラちゃん、えらい!さすがだよ、きみ!!
私なんて数年前にこの本読んで初めて、
何度も悪魔の落とし穴に落ちた過去に気づいた次第です