の続きです。
あるクラスの担任の先生が
「実はこの落書きの話は、うちのクラスで起きました」
と、話しだしました。
「クラスの子どもたちに、言葉の持つ意味、落書きされた子の痛みをわかって欲しい。
書いた子はきちんと謝らなくてはいけないと、繰り返し強く話をしました。
しかし、書いた子は謝るために名乗り出てきてくれませんでした。
何度も子どもたちにこういうことをしたらいけない。
自分がこんな落書きをされたらどう思うか考えて欲しいと、
しっかり伝えることはできました。だから、子どもたちはわかってくれたと
思っていました。
が、数日後にまた同じ子の持ち物にまったく同じように落書きされていた状態です」
これが、この先生からの話でした。
先生の対応・・・これどうなの?って心の中で思ってしまいました。
子どもたちにお説教だけして、一人で伝えた気になって満足していただけなんじゃ・・・なんて。
だからまだ解決していない問題なのに他の先生にも相談していない。
それで、この懇談会の場で役員のお母さんに意見を求められるはめになってるんじゃないのかなぁ。
結局この時の話合いの結果、子どもの周りにいる大人みんなが「あなた」を見ていると、
子どもに知らせていくことが大切。各家庭、各学級で子どもの心に響くよう話をしていくことが
不可欠ではないか、ということにまとまりました。
後日、オーロラちゃんのクラスの担任の先生(素敵な先生です)は、
学級通信にこの懇談会での件を記事として載せていました。
『懇談会に参加されなかった方にも、皆様に知っていただきたいことだと掲載しました』
と書かれていました。
たしかに、参加していない保護者のほうが多いので、先生が他のクラスの問題で終わらせないで
きちんとこういう見える形にしてくださることは、とても大切だと思いました。
で・・・なんだか解決した風だけど。
でも、実際は何も解決していないんですよね
この件をオーロラちゃんと話し合いました。続きます。