以前にも書きましたが、小さい頃の私は全然地に足なんてついていなくて。
起きている時間・世界よりも、夜寝ている時、昼間白昼夢の中にいる時が、
本当の世界。そちら側にいる自分が本当の自分だと思っていました。
先日、保育園で「卒園お祝い会」がありました(卒園式みたいなものです)。
年中さんは出席するので、少し前からお祝い会の練習に出ていたちびくん。
すっかり「一年生になったら」の歌を覚えたようで、
毎日「一年生になったら、友達100人できるかな?」と歌っています
私は小学校入学の時、この歌の意味がわからない子でした。
なんで100人も友達作らなきゃいけないの?なんて。
○年○組のお友達。という表現も理解できませんでした。
たまたま同じクラスになっているだけで、別に友達でもなんでもない、なんて思うような子どもでした。
そもそも数の概念もいまいち理解できず。100まで数えることができない子でした。
右も左も、兄弟と家族の違いさえ、いつも頭が混乱してしまってわからなくなっちゃう子でした
授業中はみんなが静かなので、安心して自分の世界に浸り、
頭の中に住んでいる友達と遊んでいました。
一年生の時の担任の先生には嫌われました。「バカな子」呼ばわりされていた気がします。
(おバカさんでも、人の気に昔も今も敏感なんです)
何年もたってから母が「あの時の先生はひどかった。あなたをバカ呼ばわりしていた」と、
心底怒っていました。
でも、親にも「バカな子」だと思われていました