お兄ちゃんは朝からフラッグフットボールの試合。
オーロラちゃんはまだ帰ってきていなくて・・・
私の横でちびくんはご機嫌ノリノリでMichael Jacksonの映画「ムーンウォーカー」を
観てる（このビデオ私は100回は観てます♪）
こんな平和な午後ですが・・・
実は私の心はドキドキ。胃がきりきり。
今月に入ってから、お兄ちゃんはずっと情緒が安定していません。
明日からの修学旅行が不安でたまらないのだと思います。
昨年の自然教室から帰宅して、最初に言ったことは
「来年の修学旅行は絶対に、絶対に行かない！！行きたくない！！」
でした。
事件のことを考えれば当然だと思いますが・・・
本当は誰よりもこういう行事の好きな子です。
一年生の時から、平気で子どもだけのキャンプに浮き浮き参加するような子です。
大人顔負けなくらいしっかりしているところがあるし、
（だから昨年、みんなにおいていかれても、道に迷いながらも、
バスの場所に戻れたわけだし）
担任の先生がうまく長男のよさを引き出してくれる先生にあたった年は、
とても生き生きとリーダーを務める子です。
昨年の事件の後、学校は
「彼が楽しく修学旅行に行かれるよう、この事件を反省材料に学校側も真剣に
取り組んでいきます」
と言ってくださいました。
が・・・
現実は（-""-；)
学校の配慮って、全然意味がわかりません。
私の日本語ってわかりにくいですか？
こんなに学校と何回も話し合っているのに、いまだこっちの真意、親の気持ち、
そしてなにより傷ついている子どもの気持ちを理解してくれているように見えない
先生たちの言動にびっくりです。
昨年あの子は旅行前「同じ班に苦手な子がいる」と言っていました。
でも私は「そういうことを言ったらいけないよ。みんなとうまくやらなきゃ。
わがまま言ってないで、班の仲間に自分を合わせようね」と、
子どもを送りだしました。
まさかそのせいで、あの子がいじめの集中攻撃を受ける羽目になるなんて
思いもしなかったから・・・
何度、自分を責めたかわかりません。
同じ班の中には、仲の良いこと苦手な子がいたようです。
うちの子がいう苦手な子とは、陰で悪いことをする子・悪口を言って喜ぶ子・乱暴な子です。
そういう子に合わせるなんて、出来るわけないですよね。
悪いことしている子に注意しちゃう子なんだから・・・
それによっていじめられ、仲間外れにされ、仲良いと思っていた子たちは、
自分がいじめられるのが嫌で一緒になってうちの子をからかい・・・
そして、誰も自分たちが人を深く傷つけたことに気づいていない。
この件、何度も学校と話し合いました。
うちの子の気持ち、想像するのがむずかしいでしょうか？
先生にばれないようにとんでもないいたずらをしていた子たち、人をバカにした悪口を言って
楽しんでいた子たちを注意したうちの子がおかしいですか？
11月に入って、お兄ちゃん登校を渋るようになりました。
そして友達とも遊ばなくなりました。
「先生の気づかないところでひどいことをする子が沢山いるんだ。
先生は何も気づかない。これじゃあ、旅行は行かれない。」
修学旅行の班が一番心配だと言うので、その点を先生に昨年の件を踏まえての配慮、お願いしました。
昨年、後から先生に「旅行前に、苦手なこと一緒の班にしないようお母さんが言ってくだされば
よかったのに」と、言われたんです。
そんなこと考えもしませんでした、昨年は。
だから今年はお願いしたんです。
先生は「任せてください」とおっしゃった・・・のに、
班は子どもたちの好きで自由に決めさせたとかで（任せてくださいは、なんだったのでしょうか？）
長男は「また、去年みたいに悪いことしそうな子と一緒になった。もう俺は修学旅行は行かれない。
行きたいけど行かれない。去年みたいな思いは二度としたくないから」と言って、
先週はすっかり精神的に参っていました。
主人は「もう学校も修学旅行も行かなくていい。昨年みたいなあんなかわいそうな思いは、もうさせられない」と・・・。
でも、本当は修学旅行に行きたいお兄ちゃん。
もう一度、学校に訴えました。
行きたいけど行かれないと言ってるんです、と。
担任の先生、班編成を変えてくれたみたいです。この出発間際に・・・。
これでどうなるのかわかりません。
本人はまだ気持ちがいろいろ揺れているようです。
私も主人もとりあえず心配は表に出さず、普通の顔して旅行の準備を手伝っていますが・・・
本音は修学旅行の代わりにどこか旅行に連れて行ってあげるから、
行くのやめようよ・・・学校もがんばって行くのやめちゃっていいよと、言いたいところです。
ちびくんが「おにいちゃんに水色天使ちゃんはあげるよ！ぼく、心配でしかたないよ」
と言っています（苦笑）天使ちゃん、あげたりもらったりできるの？