インディゴくんの怒りのブルー・3 | ハート・カウンセラーkokkoの幸せの探し方

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昨年夏休みが明けてすぐに、長男(小学5年生)たちは

学校行事で八ヶ岳2泊3日の旅行がありました。


生き物大好き、自然大好き、キャンプも大好きなお兄ちゃんは、

小学校に入学した時から、この旅行(自然教室)を楽しみに

していました。


私としては、なかなか友達とうまく合わせられないところがある

この子を参加させることに、多少の不安はありましたが、


1年生の時から、親なしでキャンプにも参加しているし、

5年生になってかなり周りとうまくやれるようになっていたので、

あまり過保護に心配するのもよくないかな。との思いで

送り出しました。


一番の不安は、旅行の班分けで同じ班に長男の仲良しが

いなかったことと、例の隣のクラスのCくんが同じ班だったこと。


この班分けはクラス単位ではなく、学年全部をシャッフルして

決めた班だったようです。


「友達と仲良くね。楽しんでおいでね。」

と送り出した自分を今でも思い出せます。


その後何度も、何も考えずに送り出した自分を後悔しました。


今では、とてつもない(とんでもない!?)経験ができたと、

後悔はしていませんが・・・

思い出しただけで、涙があふれて、


書き進むのに、時間がかかります。



2泊3日の旅行を終えて、夕方長男がぐったりと、元気なく帰宅

しました。


最初はただ疲れているだけかと思いました。


あまり何もしゃべらず・・・


「僕、お昼食べてないから。僕だけ食べてないから。」

とリュックの中から、朝、宿で配られたというお弁当をだしてきました。


なんで昼食べなかったの?具合悪かったの?



「僕・・・食べられなかったんだ。集合写真にも写れなかったんだ・・・」





長男は、最終日の自由行動森散策の時に、一人はぐれてしまい、

自然教室の敷地内とはいえ、広い森のなかを一時間、

たった一人でさまよっていたと。



旅行中にCくん先頭に、いじめがあったようでした。

たぶん、バカみたいにまじめだったり融通がきかないところがある

長男。恰好のターゲットにされたようで。


キャンプに行き慣れていて、リーダーシップをとりたいうちの長男が、

目障りでもあったような・・・


旅行中、他の子もいじめにあったようですが、

そのうちみんな自分がやられたくないからと、長男だけをみんなで

ねらっていじめたようです。


最終日、自由行動のとき、泣いてる姿が見られたくなくて隠れている間に、

先生は点呼をきちんととらずに出発してしまったようで、

長男が気付いたときにはどこにも誰もいなかった。


先生や友達が自分を探していたら、申し訳ない。怒られるかもしれない。

心配されているかもしれない。


一人で必死に森を歩き、「お弁当の前に集合写真を撮ります」と

聞いていた場所にやっとの思いで着いたとき、そこには誰の姿もなく。


声のするほうに行ってみたら、みんなはお弁当を食べ終わり、

帰る準備をしていた。


先生も友達も、誰ひとり、自分がいないことに気づいていないようだった。

(のちに学校で話し合いをした時、確かに先生たちは誰もうちの子が

いないことに気づいていませんでした)


あまりのショックとどうしてよいかわからず。そのまま陰に隠れ、

みんなが帰りのバスに乗り込む時にこっそり混じって乗り込んで、

帰ってきたとの話でした。


こんな話ってありますか。


私は数日、寝られなくなりました。


でも、長男は少しづつ少しづつ心が壊れていったのです。


つづきます。