ワーキングマザーが、子どもの世話を丸投げして、海外出張して、どこに行っていたかと言いますと、実は弊社のアメリカ本社の新卒研修に行ってました。
同じグループ企業とはいえ、これまでディープな人事交流はなく、ワタクシもUSにいる仲間たちと実際に顔を合わせるのは初めて。
ましてや、あちらで採用された新卒がどんな人たちなのか、まったく初めて。
もう・・・
印象的なことがありすぎて、どこから書いたらいいかわからない、
自分の中でもまだ整理がついてないのですが、とりあえずどこかに記録しておかねばなるまいと思ったので、取り急ぎ、順不同で、書いてみます。
アメリカの教育カリキュラム
学校と会社の間がつながってるなと・・・
あちらでは、新卒の採用がインターン生からの採用が主体なので、ある程度は会社のことを分かったうえで入ってくる子ばかりというのは大きいと思いますが、それだけじゃないと思います。
・物事を、構造的に考えること
・上の世代と、肩ひじ張らずに、でも礼儀を失わずにコミュニケーションをとれること
・Excel、PowerPoint、Wordで成果物をつくること
・ディスカッションしてチームでワークすること
学校で学んだことが、そのまま会社に入った後でも使えてる。
”英語ぺらぺら”のその先
アメリカ事務所での採用は、当然のごとくアメリカの大学を出た子ばかり。
ですが、”アメリカの大学を卒業した外国人”も結構多いです。
当然、大学を卒業できるレベルですから、日常会話のレベルではみんなペラペラですし、ディスカッションでも億せずよく自己表現します。
が、これ、日本語の感覚で考えてもらってもすぐわかると思いますが・・・
普段は、ぺらぺらとよく喋れてる子たちが、ビジネスの世界の、もっとシビアな言葉の使い方が問われる場面になったとたん、躓きまくってるわけです。
あげく、レビューした講師陣に、「きみ、英語は第二言語かね?もっと言葉は選んだ方がいいよ」と刺される始末。
教育カリキュラムの違いに、言語取得の難しさ。
うーん、わが子の教育、間違えた気がしてきた・・・
今からインターorボーディングスクールにいれても間に合うだろうか?
と思ったところで思い出した。
インターの学費って一年で、中学受験3年分の費用がかかるんだよ・・・
子供ら、甲斐性のない親ですまぬ!
君らをハイレベルバイリンガルにすることはかなわないけど、
グローバルイングリッシュならまだ可能性はあるぞ。
時代はもうグローバルシフトよ。
アジア、中南米、アフリカの存在感・・・
アメリカも、いつまでも、「洗練された英語をしゃべれないヤツは人間以下!」と言ってられないはず。
・・・
てことで、いまは、学力をしっかり身に着けよう。
そして、テクニカルスキルと、最低限のグローバルイングリッシュを身に着けよう。
私が君らに与えられる、それがせいいっぱいだ・・・・ パタリ