前半は、スライド説明で、後半は、映画「ATOM」の監修をされた手塚氏のと対談だった。手塚氏は「セルカンとは数回しか会ったことがなく、実はよく知らないが。」との前置きがあった。フジテレビが対談を収録に来ていた。

手塚氏は本当に素晴らしい方だった。対談の最後に手塚氏からセルカンに質問。こんな感じの内容だった。


手塚氏「世界中の価値観、信仰など違うが、これから未来はグローバルとして1つになれると思いますか。」


セルカン「宇宙はプラスとマイナスがバランスをとろうとしながら、とれない状態になっている。プラスは虫(注1)を大切にする、世界の役に立つなど。自分はプラスの方でいたい。このバランスがとれたら、地球はゲームオーバー(注2)で、皆が驚くことが起こると思う。」


手塚氏「その答えをきけてよかったです。」


一見、良い対談のように感じたが、今となっては、セルカンの言うことには全て突っ込みを入れたくなる笑。

明らかに君は今、宇宙のマイナス笑。言うこととやることが違いすぎる!!

ゲームオーバーっていう言葉からも、人生はゲームで、勝てばいいんだって感性が潜んでいるのかもしれない。そこには相手への思いやりや、人として大切な道徳・倫理はないのだろう。

「皆が驚くことが起こると思う」が何を意味するのかも聞きたい。


アタチュルクのブログ

第1回セルカンカレッジ資料の2枚目のスライド


(注1)手塚氏が話の中で、「手塚治虫の名前の由来は、虫が大好きだったから。昔は多くの種類の昆虫がいたが、近代化が進み昆虫の種類が減った。自然を敬うことの大切さを名前に込めた」というような趣のことを話していた。これを汲んだ回答。


(注2)セルカンカレッジHP管理者が、カレッジ終了時に「さきほどのゲームオーバーという意味は、悪い意味ではなく、平和的な意味です。」と慌てて付け加えていた。