1974年建設中のニューヨークのワールドトレードセンター北棟南棟間地上411mで綱渡りしたフランス人、フィリップ・プティの実話を元にした映画です。
後半部分ずっと
これはCG…
これはCG…
これはCG…
と、
心に言い聞かせながら観てました。
当然ながら、当局に許可なんか取ってないから、
綱渡りを始めてしばらくすると慌てふためいた警官が
スタート地点とゴール地点双方に押し寄せます。
いや、今刺激したらいかんって!
そんな近くにヘリなんか飛ばすなぁ~~~~~~っ!
てか、アンタ、
こんなところ(繰り返しますが、地上411mのワイヤー上)で悠長にだらだらと
寝そべったり!
膝まづいたり!
なんかせんで、
早く降りてぇ~~~~~~っ!
綱渡りもそうだけど、その前に
ワイヤーをかける作業シーンも怖いです。
それにしても、
地上1メートルでもパニックになるという高所恐怖症の数学の先生、
何故、この手伝い引き受けたのですか…?
1メートルくらいなら何とか大丈夫な私でも、フェンスも何もない高層ビルの屋上、
フチから5メートル以内には近寄れませんから!
並のアクション映画より、ずっとハラハラします。
終わった時のカタルシスはないけど。