私は美味しくない派!
味覚が多少鈍感になれば、美味いものというのは歳と共に変化する。
倒れる前は、コーヒー好きだった。
今はコーヒーが好きではなくなった。
まず、臭いがダメ。嗅覚で受け付けなければ、味覚は受け付けない。
だから、飲んだことはないが、美味しくないとしておく。
さて、漫才ブームの後、ひょうきん族にのっかっていった。
欽ちゃん、ドリフそして上方漫才とは違う新しい笑いにはまっていく。
それでも漫才番組は見ていた。
だが、ベテランに偏重していた気がする。
ダウンタウン、トミーズ、ハイヒールといったNSC1期生はよかった。
それ以降をあまり熱心に見ていなかった気がする。
ということで、偲んでのシリーズも第七夜。
いくよくるよ以降の女漫才師を少し追ってみよう。
やすえ・やすよ(1982-1984)。
未知やすえの印象が強すぎるのか、漫才の期間の短すぎに驚いた。
でも、改めて思い出してみると、パッと出てパッと解散したような。
強い印象は、今の未知やすえから逆算して再構築された記憶なのかもしれない。
ピンクダック(1984-1993)。
何か人気あるなあという感想しか残ってない。なんでこんなにあるんやろとも。
ダウンタウン松本がスベリの元凶扱いにしてたコンビ。
ネタはすべってたことさえ全く思い出せない。
メンバメイコボルスミ11(1985-1990)。
なんかだるいネタやってるなあと思いつつも、新しいし、気にはなったコンビ。
ネタじゃなくコンビは覚えてもらえるやろなと思ってた。
私も試験に出るわけでもないのに、頑張って名前を暗記した。
トゥナイト(1989-1999)。
私が大阪にいた頃に知ってる、最後の女性漫才コンビ。
ナイトinナイトにおったなあという印象。ネタはバランスいいという記憶。なるみはあくが強いが話がうまいという印象。しずかはかわいらしかったという記憶。
未知やすえやなるみはその後でも売れてるから、そのイメージが強い。
そのせいで漫才師の頃の記憶が消えているのかもしれない。
80年代後半は、私が上方漫才から少し距離を置いていた頃かもしれない。
いとしこいしは別格として、上方以外の笑いがあるんやないかなあと。
そこの部分を女性漫才師から得られなかったのかもしれない。
だから、私の中の女性漫才師はいくよくるよで止まっていたような気がする。
続きは明日の同じ時間に。
→ 第六夜
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