苦手な運動がある。特に筋トレ。
これまでまともにやったことがなかったし。
といっても、今もまともにやってるとは言えない。
少しは身体を動かそうという程度なんで。
その中でも、胸筋を鍛える運動。
これは、わずかな動作でもすぐに脳が酸欠になった。
バタフライやらチェストプレス、腕立てなどをやると大量の発汗と脳の酸欠。
しばらく休息しないと、運動どころか普通に動くことも難しかった。
腕や脚などの運動は、同じ程度にやっても酸欠にはならない。
ちゃんと呼吸をしながらやっているんで。
筋トレによる生物学的ストレスは、どの運動でも当然発生する。
その上で、胸筋運動への苦手意識から心理的ストレスも重畳している。
ストレスによって負荷がかかると酸素の消費量が増える。
一番消費量が多いのは脳なんだそうだ。
消費が増えると活性酸素というのが増えるらしい。
活性酸素はウイルスやばい菌などの外敵を酸化して分解する。
しかし、酸素消費が増えて、活性酸素が増えると、細胞も酸化する。
その結果、パフォーマンスが低下する。
こういった流れで生じる機能低下が、疲労につながるんだそうだ。
激しい運動でなくても、無呼吸でなくても、運動で脳が酸欠を起こす実例。
バタフライを少しやったら、疲れてしまって、1人で休む。
これを医学界では「ロンリーバタフライ」と呼んでいる。
【参考記事】
疲労の正体を1行でまとめると?
2014年11月22日 19時00分 提供:ビーカイブ