「脳と胸筋と酸素」 | 福盛貴弘の脳炎日記

福盛貴弘の脳炎日記

日常生活で起きたことを素朴に書き記しています。
まずは、予告編2編をご覧ください。

苦手な運動がある。特に筋トレ。
これまでまともにやったことがなかったし。

といっても、今もまともにやってるとは言えない。
少しは身体を動かそうという程度なんで。

その中でも、胸筋を鍛える運動。
これは、わずかな動作でもすぐに脳が酸欠になった。

バタフライやらチェストプレス、腕立てなどをやると大量の発汗と脳の酸欠。
しばらく休息しないと、運動どころか普通に動くことも難しかった。


   バタフライ
     ※バタフライ

チェストプレス
     ※チェストプレス



腕や脚などの運動は、同じ程度にやっても酸欠にはならない。
ちゃんと呼吸をしながらやっているんで。

筋トレによる生物学的ストレスは、どの運動でも当然発生する。
その上で、胸筋運動への苦手意識から心理的ストレスも重畳している。

ストレスによって負荷がかかると酸素の消費量が増える。
一番消費量が多いのは脳なんだそうだ。 

消費が増えると活性酸素というのが増えるらしい。
活性酸素はウイルスやばい菌などの外敵を酸化して分解する。

しかし、酸素消費が増えて、活性酸素が増えると、細胞も酸化する。
その結果、パフォーマンスが低下する。

こういった流れで生じる機能低下が、疲労につながるんだそうだ。
激しい運動でなくても、無呼吸でなくても、運動で脳が酸欠を起こす実例。

バタフライを少しやったら、疲れてしまって、1人で休む。
これを医学界では「ロンリーバタフライ」と呼んでいる。


















【参考記事】
疲労の正体を1行でまとめると?
2014年11月22日 19時00分  提供:ビーカイブ