私はカラー派!
入院中に見た夢に関するメモ書きがある。
夢というのはつじつまがあわないものなので、よく分からない。
ただでさえそうなのに、意識混濁中の夢なので余計に。
『夢十夜』にはなれそうにない話である。
いろいろな夢を見ていた。見ていたことは覚えている。
でも、記憶は確かではない。結論もよく分からない。
大体、登場人物はありえない組み合わせが多い。
そして、見たこともない場所にいることも。
入院中に見た夢はカラーであった。色彩はあった。
その中で、白い世界と黒い世界がテーマになった夢があった。
では、夢の中の話を初公開する。
なんのことか分からない話であるが、ご海容を。
わな
あの2人に黒い店に連れて行かれた。飲み会がその店でセッティングされていた。その時には全く気づかなかった。ソファに座ってもたれたら、眠らされた。ソファにはりが仕込まれていたようである。起きた時には黒い世界にとじこめられていた。でも、黒い世界の誰かが私を助けた。こいつはここにいてはいけないやつだと。そして、白い世界に戻った。やみはなくなった。でも、何も家具がない和室で1人。点滴を打ったまま、ふとんで寝たきりで何日も何日も。日のあたる部屋なんだが、あまりにたいくつすぎる世界であった。だから、黒の世界にうつしてもらった。黒の世界には他に人がいたので。でも、脱出できない。それがおきてである。
白と黒がテーマになっているが、見た夢はカラーであった。
自身の夢だが、白と黒をどう解釈すればいいのか。
ある程度のめどはついてるが、自信は全くない。
本人が分からなくても、心理学者や文学者は分かるんだろうか。
まあ、商業ベースに乗りそうにない物語である。
描写は粗いし、訳は分からないし。
そんな中、全く商売と関係ない雑誌に書く機会を得た。
まあ、小規模なものに載せるぐらいがちょうどいい程度の話。
脳炎で倒れ、意識が混濁している間に見た夢の中の話なんで。
そして、クスリの世界とは全く異なる夢の世界なんで。