「脳とリハビリと歩く」その4 | 福盛貴弘の脳炎日記

福盛貴弘の脳炎日記

日常生活で起きたことを素朴に書き記しています。
まずは、予告編2編をご覧ください。

<国立リハ病院時代>

すでに歩ける状態ではある。
一時退院で、街中での自身の敵が何かを確認しつつある。

まずは天候。外に出ると、必ず天候に左右される。
雨。 → 「雨と安全と私」

風。 → 「脳と暴風と私」
雷。 → 「脳と雷と怖さ」 

これらは分かると思うが、案外気づかないのが、晴れ関連。
晴れ。 → 「脳と太陽と私」

暑さ。 → 「脳と対策と暑さ」
寒暖。 → 「脳と寒暖と電車」

通勤に向けて、雨風がつらいのは分かっていた。
雨の日よりはましだが、晴れの日もつらくなるのは想定外だった。

とにかく暑さがきつかった。
ただ、寒暖差については西武池袋線では感じなかった。

ついで、臭いの問題。これも結構つらかった。
排気ガス、コーヒー、煙草。 → 「脳とコーヒーと臭い」

これが、当時の3大受け付けない臭い。
だいぶましになったが、いまでもきつい。

夏には、これらに汗のにおいが加わった。
→ 「バスと出勤とにおい」 

こういった環境で、家から駅、駅から病院、この往復で1時間ぐらい歩く。
これが退院後の最大のリハビリだったと言える。