「石と遂行と私」 | 福盛貴弘の脳炎日記

福盛貴弘の脳炎日記

日常生活で起きたことを素朴に書き記しています。
まずは、予告編2編をご覧ください。

洗濯の順番を理解するのに苦労していた頃が懐かしい。
もともとできていることでもできなくなるというのが。

よく考えると、結石で苦しむのは今に始まったことではない。
もう20年以上のつきあいである。

だから、病院に行くまでの手順をとっさに思い出したのだろう。
身体が自然に動いた。うれしくはないが。

坐薬を入れ、効かなければ、救急車を呼ぶ
激痛だから仕方がない。


福盛貴弘の脳炎日記-救急車


電話の後、服を着るのが大変。
一応は何か着ておかないと。

玄関まで必死に行く。鍵を開けないとどうにもならないんで。
出た後の施錠は隊員に任せるしかない。悪人でないことを祈るだけ。

おんぶか車いすか担架か。どれかで車内まで運ばれる。
うちは2階なので、座位の担架で降ろされ、臥位の担架で車内へ。

車内では、氏名、住所、年齢、生年月日を言う。痛くても言う。
症状を話す。痛くても話す。

痛みを我慢して病院まで運ばれる。
ここで強めの鎮痛剤を投与されるので、ようやく少し楽になる。

これが、結石で激痛になった際の病院に行くまでの段取り。
遂行機能に問題なし。これについては、完全に回復。うれしくはないが。

よし、並び替え作文でも作るか……
誰もいらんな。