19.協定書(大阪都構想の設計図)の修正は法定協議会の会長に一任!? | どうなってんの?大阪都構想

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動画特別区設置に関する勉強会(1/2) の書き起こしです。

<自民党柳本氏>

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最後に私の方からの質問の項目として、ちょっと、今、申し上げたような内容については、先ほど、特別区が設置された後の変更ということで、例えば区の名称とか、区域の名称とか、財政調整とか、一部事務組合の中の色々とかですね、そういう話をさして頂いたんですけども、今、現在の市政改革でね、色々議論している訳なんです。例えば、このページ数で言いますと25ページ、26ページ。25ページのところに書いてございます、福祉型児童発達支援センターの大阪市立姫島こども園なんかも、これから議論でどうなるかわからない。すなわち、協定書からですね、抜かなければならない項目とか色々出てくるかもわからないと思うんです。こういった修正については、国との協議はもう必要ないということになるんでしょうか。お答えいただけますか。

 

<事務方>

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大都市制度担当課長のXXです。具体的にですね、どういう項目が出てくるかということによって色々違うと思いますので、それをちょっと項目によって、その時点でちょっと調整することに****。

 

<自民党柳本氏>

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はい。そうです。具体的な項目によって、かなり修正ということについても、もうすでにね、一番初めに7月24日に協定書案を提出されたときから、もうすでに大都市局は変更されて、変更した旨を国の方にもお伝えされているというふうにお聞ききしてます。そのように、これから大阪市議会での議論の状況によって、それは何もこの協定書についての議論の状況ではないですよ。市政改革の状況とか、大阪市が大阪市域内の事務をどのような形で運営するかということによって、協定書の中身が色々変わる可能性がある。また、議論によっても変わる可能性がある。そして一方で、橋下市長は「修正するんやったら、してもうたらええ」と。承認することを前提に修正は認めると仰ってますけども、議会には修正する権能はないということを総務省が明確に仰ってる。そういった中で、今、現在の状況だけを概形的に見たとき、これはもう概形的に見たところで正しいとは思ってませんけども、浅田会長一任で軽微な修正は何でもできるような状態になってることは、これとんでもないことだというふうに申し上げておきます。これから色んな形でこの協定書を議論する過程においても、最中においても、協定書の中身について変わり得るような状況もある中で、協議会を正常な状態で開催することなしに、浅田会長一任で何でもかんでも変えてしまうようなことは有り得ないということを、私の方から最後に申し上げておきたいと思います。(自民党宗清氏の質疑に続く)

 

(※協定書の今後の修正は浅田会長(=法定協議会会長・維新府議)に一任するということが、維新だけで開催された第17回法定協議会で決定されました。)

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