それは、一枚の記事からはじまりました。5時に夢中!水曜日。いつものようにパネルをひっくり返すと、いつものようにくだらない記事が紹介されました。「最近、サードウェーブ系のヤリチンが台頭している」という内容。そうです、東京スポーツの連載コーナー「ヤリチン専門学校」。毎回とりあげているわけではありませんが、このコーナーは番組にとって欠かせない存在。くだらない切り口ながらも、的確な洞察力。そんなわけないだろと突っ込んだり、思わずうなずいてしまったり。それにしても毎回毎回よく思いつくなぁという感じですが、そのとき紹介したのがこの「サードウェーブヤリチン」というもの。

 「サードウェーブ」というのは、最近ではコーヒーショップにまつわる言葉として使用されていました。コーヒーが庶民のものになった第一の波にはじまり、シアトル系のコーヒーショップが台頭した第二の波。そして、最近では一杯ずつ丁寧にいれる「第三の波」。そのサードウェーブ系に足を運んでいる男性たちが見事に同じ格好をしているので、「サードウェーブ系男子」という言葉まで生まれました。そのような現象がヤリチン界にも起きていて、いままでとは違った雰囲気の男性が世の女性と遊びまくっている、ということなのです。

 本来であれば、くだらないなぁと笑って終了なのですが、たまたまその日担当だったのが「アイクぬわら」という黒人男性だったため、ついつい遊びたくなってしまいました。

「THIRD WAVE ヤリチン!」

 THの発音、IRのくだり、そして低いトーン。素晴らしいイントネーションに思わずスタジオが沸きます。それは、コーナーをまたいでも、週をまたいでも、その言葉遊びは続き、すっかり定番化しました。もはや、アイクぬわらのギャグになったのです。本来であれば、ここまででしょう。しかし。

「曲を作りたい…」

思いついたら形にしないと気が済まない性格。イメージを音に変換しはじめました。

「あの、THIRD WAVEヤリチンを曲にしたいんですけど…」

 この言葉の著作者・尾谷氏に確認をしました。そして、あっというまに、THIRD WAVEヤリチンのテーマができました。

「こうなったら、とことんくだらくしちゃおう!」

 ダンサーやコーラスをつけて、ひとつのショーにしてしまおう。それを、ロケフェスでみんなの前で発表しよう。あの日紹介した記事から、ひとつの言葉から、ここまで広がるなんて。やはり音楽があると強い。

「じゃぁ、もう一回やって、今日は終わりにしましょう」

 とある水曜日の夜。都内のダンススタジオにいろんな人種が集まっています。こうしたほうがいいんじゃないかと、真剣そのもの。くだらないことを真剣にやるって、本当にしあわせなことです。そうして、ひとつのエンターテイメントとしてカタチになった、TEAM サード・ウェーブによる「キミにサード・ウェーブ」。ロケフェスで発表しますので、お楽しみに〜!!








ロケフェスまで、、、


あと13日!!





ROCKETMAN SUMMER FES'2016

「thank you for the music!」

2016.8.21.sun @恵比寿ガーデンホール 16:00 OPEN/START

ローソンチケットにて発売中!!

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