こんばんは おもてなし 小峰です
3月も残すところあと5日となりましたね。
まだまだ、朝晩は少し肌寒い日もありますが
ふかざわのすぐそばの桜木町公園では、桜の花が少しづつ咲き始め、
湯河原にもいよいよ春がやってきそうです
そして、ふかざわでは、旬の春の素材を使って、新しい献立が始まりました
昨日は、恒例のスタッフでの試食会が行われました
タイトル 『八年の想い』
料理長が、ふかざわで料理長に就任して、ちょうど丸八年ということで、
改めてお客様への感謝を込めた、素晴らしい献立です
写真は・・・・前菜の 【さくらさくら】
目で見ただけで、春を感じられ、みんな食べる前からワクワクでした
おもてなしスタッフみんなで、お客様が初めてお料理を目にする感動を味わいながら、
ありがたくいただきました
本当にお客様の気持ちにリアルに共感できるように、と、料理長が
前菜から、水菓子まで、器もお盆もお客様にお出しするものとまったく同様に、
そして、なんと食前酒(中身はかわいくりんごジュースでしたが(笑))まで用意して下さり、
ひとときの晩餐をみんなで楽しませて頂きました
こうして初めて口にするお料理一品一品が、本当に感動の連続でした
みんなでお料理の感動を共有することで、
◇先付の酢味噌のおいしさを伝えよう
◇お鍋の食べ頃はどうご説明したらわかりやすいかなぁ~
◇フルーツに種があるから、先に食べ方をご説明した方がいいよね
◇強肴は、絶対ごはんにぴったりだからおすすめしてみよう
◇ステキな水菓子をどんな風に演出する??
などなど・・・!話はつきませんでした
お客様にとっては、とても大切で特別なご旅行でも、
日々お料理に触れている私達は、ついルーティーンになってしまいがちですが、
こうして、試食会を通して、『お料理を出す』という、作業ではなく、
五感を通して感じた感動や料理長の想いを、『お客様にお伝えたしたい!』
という熱い想いにが自然にメンバーに芽生えてきます
3月は、震災などもあり、一人ひとりがたくさんのことを感じた一ヶ月だったと思います。
そんな中でも、さくらのように、何も言葉は発せなくとも、
日々坦々とつぼみをつけ、花を咲かせようと生きている姿を見ていると
植物の生命力のすばらしさを感じます
きっと私達にも、そんな生きる力が備わっているのかなぁと思えて、
さくらから元気を頂きました
こんなときだからこそ、日々の
当たり前のことに感謝をし、小さな幸せに気づく感性を磨き、
そして1日1日を精一杯生き抜くこと
そして、来ていただけるお客様に、心からの癒しと安らぎ、感動を感じていただけるよう、
ふかざわスタッフ一同、心を込めて、おもてなしさせて頂きます
ひとりでも多くの方が、笑顔とHAPPYに溢れた
毎日を過ごせますよう心から願っております