使命感
藤原義正です。
こんばんは。
土井たか子氏がお亡くなりになられたと報じられていますね。
心からご冥福をお祈り申し上げます。
合掌
さて、御嶽山の噴火に伴う被災が、刻々と伝えられています。
被災された皆様に心からお見舞いを申し上げます。
丁度、紅葉の見頃の土曜日ということもあり、そして噴火が予想されるということによる登山の制限があったわけでもないので、思わぬ大きな人的被害となりました。
大噴火により、岩石が降ってきて、噴煙で真っ暗になり、生きた心地がしなかったと思います。
そして、危険な現場で被災者の救助にあたられている自衛隊、警察、消防の皆様、本当にご苦労様です。
どうか、ご安全に。そして、ご健康を心からお祈り申し上げます。
皆様もご存知のように、自衛官、警察官、消防官、海上保安官は、普通の公務員とは異なり、政治活動は合理的に制限され、労働組合も認められておらず、緊急避難(違法性阻却事由となる正当行為のひとつで、正対正の侵害の際、その危険を避けることが許されません。例を挙げれば、海で遭難し、二人が板切れにつかまっていて、一人ならばその板切れは沈まないが、二人なら沈んで二人とも助からない場合は、もう一人の方を助けるために自らは死亡する可能性があってもその板から離れなければならない、というものです。正対負の場合が正当防衛です)も許されず、事に臨んでは自らを顧みることなく国家国民に奉仕しなければなりません。
今回の場合も、命からがら逃げて帰る、あるいは負傷して下山できない、さらにこれまでを上回る危険が到来する可能性ある場所に、自らの危険を顧みることなく救助に行かれているわけです。
本当に勇敢です。
本当に誠実です。
しかし、何があっても怖くない人の集まりではなく、目的意識、使命感を明確にするよう学び、厳しい訓練を行い、幾多の実践を重ねつつ、指揮官の指揮のもとに一糸乱れず活動するため、「怖い」という感覚ではなく、「行かねばならない」、「助けなければならない」が当然のこととなっているのです。
大災害に際し、自らの家族の生死もわからない、自らの自宅も被災しているときでも、使命を果たさねばならない。
死ぬかもわからない現場も、恐れたり逃げたりすることは許されない。
こういう公僕がいてこそ、平和も安全も守られているのです。
自衛隊の演習を非難する人がおられますが、火器を使い、実践的な訓練を行ってこそ、いざというときに対処できるわけで、実戦は訓練とは全く異なり極めて過酷で危険なものです。
マスコミ報道がなされたかどうか判りませんが、Facebookに「海賊対策のため、ソマリア沖アデン湾で、海上自衛隊が初めてNATO軍と訓練を行ったことが流れていました。
我が国には物資が溢れていますが、我が国の貿易ルートも、その安全が守られているからこそ、保たれているのです。
原発が稼働していないため、化石燃料への依存が多くなっていますが、これが貿易収支を悪化させているだけでなく、これをチャンスと見て、オイルルートを遮断してやろうと考えている国もあります。
我が国に対する主権侵害や我が国を貶めるプロパガンダを見れば、お分かりになられると思います。
安全保障にあたられる自衛官の訓練は、妥協は全くないと思います。
それがなされているからこそ、自らを顧みることのない使命感があるからこそ、我が国・我が国民は、平和と安全を享受しているのです。
支離滅裂かつ乱文となりましたが、今日は、御嶽山噴火に伴う救助活動を契機として、自らを顧みることなくその崇高な使命達成に励まれる公僕のことについて書かせて頂きました。
このような公僕になりたいと希望する若者が増えているとのこと。
本当に嬉しいし、我が国はどれほどGHQにより弱体化されても、偏向教育を施されても、独立国日本、世界で最も長い歴史を刻んでいる独立国日本の国体は、言葉などにせずとも心の奥底に脈々と生き続けているのだなと思います。
我が国は、GHQにより無理やり制度や国体を変えさせられる前は、初等教育において、教育に関する勅語(http://www.meijijingu.or.jp/about/3-4.html )を身に着けていました。
これは当たり前のことが書かれてあり、国民は公のために社会のためにみんなのために奉仕することが教えられていました。
独立国として、当たり前のことです。
永世中立国スイスでは、国民皆兵であり、いざというときには国防に従事します。
朝鮮戦争休戦中の韓国にあってもそうです。
勿論、北朝鮮も。
中国共産党も、国民総動員法を定め、それが発令されれば国外にいる人民も戦うことになっています。
日本も、誇りある独立国、そして我が国本来の国体を取り戻しましょう。
不自由な国になるわけでもなく、住みにくい国になるわけでもありません。
現在保障されている人権も福祉も、永続的に保障されるために、当たり前の義務や使命を全うするだけのことです。
それと、もうひとつ。
前記と直接関係ないことですが、今日、遅い昼食を摂っている際にテレビをつけたところ、終戦前に家族で樺太に住んでいて、軍隊に志願され、航空兵(パイロット)として終戦を迎えられ、終戦の詔勅を聴くものの、「戦争に負け、軍人としておめおめと内地に帰れない。戦死した戦友のことを思うと、自分だけが内地に帰ることはできない」と決意し、家族を内地に帰して自らは樺太に残っていて、日ソ不可侵条約を一方的に破って攻めてきたソ連軍に捕虜とされ、シベリアに抑留された後、日本人であることを隠して当地に残り、ソ連内を転々として、ソ連邦唯一の仏教国であるカルムイク共和国に定住し、70年ぶりに一時帰国された中川さん(http://search.yahoo.co.jp/search?p=%E3%82%AB%E3%83%AB%E3%83%A0%E3%82%A4%E3%82%AF%E3%80%80%E4%B8%AD%E5%B7%9D%E3%81%95%E3%82%93&aq=-1&oq=&ei=UTF-8&fr=top_ga1_sa&x=wrt )のことを放映していました。
その中で、「公共の電波を使いながら、史実に基づかないことを流してはならないな」と思った内容がありました。
それは、ソ連と言わねばならないのに、一貫してロシアと言い、捕虜となられた際に「敵対していたロシアの兵隊に捕虜とされた」と言い、樺太のことを「当時は日本領だった」と言っていたことです。
ソ連と我が国は敵対していませんでした。
日ソ不可侵条約を結び、友好国とはいえないまでも戦う間柄ではなかったのに、一方的に条約を破って我が軍や我が邦人、満州国国民に、主権を侵害して侵攻し、残酷な殺戮・強姦・強奪を行い、不当に捕虜として抑留し、我が国の領土を奪ったのです。
樺太は「日本領」とまるで占領地のような呼称をしていましたが、完璧な我が国の領土でした。
何も教えられていない(実際に学校で教えられていないのですが)方や、ソ連崩壊後に生まれた方は、このような嘘を信じてしまいます。
史実に基づいた番組を制作し、報道して頂きたいと思います。
そして、学校教育で近現代史の真実をきちんと教え、我が国民は等しく正しい歴史観を持つようにしなければならないと思います。
乱文、長文となってしまいました。