☆毎日更新中
昨日 の続きです。
たまにイヤなことも言われたりしますが、
うれしいこともたくさんあります。
本八合目(標高3400m)まで登る途中には、
山小屋がたくさん建っています。(吉田口)
私が山小屋の前で休憩していると、
「ご苦労様です!」
と言って、
山小屋の方が飲み物を持ってきてくれたりするのです。
毎日、山小屋の前をあいさつをしながら通るので、
山小屋の方も私の顔を覚えてくれたりして、
山小屋の中で食事をごちそうになる
ということもありました。
さらに、こんなことも。
お腹が空いたので、
食事をしようと思ってとある山小屋に入り、
カップラーメンを注文した時のことです。
食べ終わって席を立つと、当然ながら、
「500円になります。」
と小屋の若いバイトの人が言います。
当たり前ですが、
私もサイフを出して払おうとします。
すると、
いきなり小屋番のオヤジさんが出てきて、若いバイトの人に、
「バカ!(お金は)いいんだよ!」
と言ったのです。
もう仰天です。
あまりに予想外の出来事に恐縮してしまいましたが、
丁重にお礼を言って小屋を出ました。
当時の私は、
「別にボランティアでやってるわけでもないのに、なんでこんなに良くしてくれるんだろう?」
とその理由がイマイチわからなかったのですが、
今ならわかります。
ポイントは、
山梨県に雇われていた富士山レンジャー
だということでしょう。
吉田口(山梨県側)の山小屋は、
山梨県の許認可を得て営業しているでしょうし、
山梨県からの補助金も出ているかもしれません。
おそらく、
山梨県に雇われている富士山レンジャーに下手なことをすれば、
県にも報告がされて、立場が悪くなる
ということなのだと思います。
とにもかくにも、
仕事二日目も三日目も何事もなく終わり、
仕事四日目に。
この日は、
富士登山競争
が行われる日でした。
私が巡回するコースがレースの舞台となり、
間近で選手たちを眺めることができたのですが、
明日 は、
富士登山競争がどんな過酷な大会なのか?
についてお話しします。
あ、ちなみになんですが、
この日記最後まで読んでくださってる方いますか?
文章だらけなので、あまり読む方いないのかな?と思いまして(;^_^A
もしいらっしゃいましたら、
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※これは13年前の話であり、現在の安全指導センターや富士山レンジャーとは運営主体も業務も異なり、何の関係もありません。

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