ほめ達 | 藤工房(和裁士うりぼーと店長かめさん)の徒然日記

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和裁所の日々や京都、着物、和に関することなどいろいろ!

今朝は朝から勇気を与えられるセミナーを聞いてきました。


ほめ達ってご存知ですか?


褒めることで人を幸せに、世の中を幸せにと頑張っておられるほめ達こと西村様のセミナーでした。


ほめ達って


一般的に理解しているほめる、ということ以上のこと


でした。


ただ単に人の良いところをほめる、だけでなく、その本質までも深く理解してあげる


そこからいろいろなやさしさや新しい創造が生まれることを出来る自分を創る


そんなほめ脳を作れる感覚を養うことなんだなぁ



この西村さんはこれを広げることを使命として生きているのだそうです。


ほめ達検定も1級~3級まで、すごいですね。



そんなほめ達も話を聞いているだけでだんだん頭が柔らかくなって


いってよかったですが、実のお子さんの頑張っていることを話していただいたのが


またよかったです。


おねえちゃん、おねえちゃんと、末には男の子もいらっしゃって、お姉ちゃんは


今オーストラリアでクラシックバレエの留学に行かれているそうです。


息子さんは地域のソフトボール部に入っているそうですが、周りの5年生よりも


体格も小さく、それを本人も気にしており、一度も試合にも出してもらえなく


辞めようかどうしようと悩んでいたそうです。


そんなことを海外にいるおねえちゃんに相談し、激励の手紙をもらったそうです。



バレエの奨学金留学ができるというのは、実はコンクールなどで上位になったものしか


出来ないことだそうですがこのおねえちゃんは入賞したこともないのに留学ができたそうです。


それがなぜかというと、競技が終わった後の勉強会で人一倍頑張って練習している


姿を海外から来た先生の目に留まり、連れて帰りたいと言っていただいたそうで


今は認めてもらえないかもしれないけど、ずっと続けてたらいつか誰かが見ていてくれる


だれかが認めてくれる、そう信じて頑張ってきたから、あなたも今続けることだよ、というお手紙だったそうです。


そのおねえちゃんの励ましで、ソフトボールに対する想いがかわり、


二ヵ月後にはライトで5番のレギュラーになれたそうです。


オーダー発表のとき、監督からこういわれたそうです。


「今までレギュラーではなかったが、だれよりも打ちたい、という気持ちが伝わっていた。


だから彼を5番に抜擢した」


といってもらえ、とてもうれしかったそうです。


続けることは子供でも、大人でも、ものすごく大変です。


夢も持つということも大変なんだとこの年になって思いますが


夢を持てるということも幸せでそれに向かえる環境に居れるということも有り難いなぁと改めて感謝の気持ちです。