小さい頃、伊東市松原にある丸山公園でホタルを見た記憶があります。
”虫”だと思うととても不思議ですが、幻想的ですよね。
大人になった今でも毎年行きたいなぁとは思いつつ、車で行かなくてはならないこともあり、やはり今年も松川湖と丸山公園のゲンジボタル鑑賞は見逃し、ちょっぴり後悔していました。
そんな中、商工会議所の方が弊社にお持ち込みになったポスター。
「伊東の街中でホタルを見よう!」
見逃してしまい後悔していた時だったので、私のための企画かとも思うほど(有り得ない)、これは!!と感動し、早速受付に私が勝手に貼りました(笑)
そして、開催日であった昨日。
時間的にも就業後ピッタリのタイミングだったため、会社からテクテク歩いて行ってきました。
弊社がある伊東駅前大通りは、伊東駅を背にしてまっすぐ。
スクランブル交差点を少し過ぎたところに、松川をまたぐ「いでゆ橋」があります。
弊社からは徒歩で5分強くらいのところ。
川沿いには遊歩道が整備されていて、その遊歩道からホタルが鑑賞できちゃうんだそう。
上流じゃなくてもホタルっているんですねぇ。
早速遊歩道へ。
キャンドルパフォーマンスも併せて行われていて、遊歩道にはキャンドルが設置されていました。
遊歩道を進んでいくと、ホタルが飛び交うスポットに。
ホタルが飛び交うところはキャンドルも少なくなり、観察の邪魔にならないようキャンドルが入っている筒も竹筒に変わりました。
というのも、この観察会で見れるホタルは、ヘイケボタル。
ゲンジボタルと比べると体長は約半分で、発光もとても弱いんです。
そのため、周辺の明かりが強いと観察に差し支えるんですね。
そんなことで、ホタルが見れるスポットの川向かいにあるお宿さん(遊季亭さん)は、客室にブラインドをしてくれているんだとか。
イベントに配慮してくださっている、お宿さんと宿泊者さんの素敵な心遣いですよね。
共催している松川周辺地区のイベント担当の方に話をお伺いしたら、遊季亭さんのこの心遣いに「勝手に表彰状」という名の表彰状を贈っているんだそう(*´艸`*)
他にもヘイケボタルのために、周辺の合併浄化槽が整備されていないお宅へは、粉末の浄化剤を持ち込み使ってもらったりなど地区周辺の皆様で作りあげているイベントなんだ、とのことでそのイベントも今年で4回目の開催だそう。
参加できてよかった (*´ω`*)
そうやって皆様が守っているヘイケボタル。
予想はしていたものの。。。。すみません。。。
とても写真には撮れませんでした_| ̄|○ il||li
ヘイケボタルの明かりは、夜空の星がまたたくような儚い発光。
20時ちょっと前になると川の草むらでほのかに点滅をしている箇所があるように見えてきて、だんだんとその点滅が増えたものの、結構目を凝らす必要があります。
それでも、発光したまま飛ぶ姿は本当に一瞬の流れ星かと思うような様で、とても綺麗でした。
ホタルの成虫は、寿命がとても短いことでも知られています。
その刹那の命をもやす様が伊東の街中で観察できるイベント。
来週6月24日(土)も開催予定です。
是非ご覧ください♪