適正な医師数、看護師数なんて出せるのか | 熊本県甲佐町 谷田病院 事務部長ブログ 藤井将志『いい病院をひとつでも多く』

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熊本の甲佐町という片田舎にある小さな谷田病院ですが、キラッと輝く病院を目ざします!
国内外の医療業界でinnovativeなことを楽しくやりたい人声かけてください☆
楽しいことめちゃできます!

医師の適正人数の問題が議論されています

私はどんなことも競争がある方がいい世界になるという立場なので
そもそも枠を決めて、国家ライセンス数を制限するのはどうかと思います

実際にどのくらい必要か、なんて、これまで他の資格で失敗だらけでしょう
弁護士やら、会計士やら、仕事がない、みたいな状況になってるし

そんなら数のことより、どうやって育成するか、を切磋琢磨した方がいいです
もちろん、育て方についても議論されていて、それはそれで良かったと思います
一度資格とったら終わり、なんてあり得ない世界でしたから

人材市場には少し余るくらいダブつかせて、競争をする環境を作るといいのだと思います
優秀な人はもちろん評価されるし、普通な人はそこそこで評価される
合わない人はマッチングする場所を探す

そうそう、最近の人材市場の変化ですが、
准看護師と介護職の給与が逆転しているところが出てきています
政府が処遇改善を介護職にしかしていないので、介護職の給料はどんどん上がる
でも、准看護師や他の職種は通常の昇給止まりです

リハビリセラピストなんかもこのまま増えると、
実際は介護職と同じことしかさせてもらえない
なんてところがでてきているみたい
摂食機能療法という名のもとの、食事介助や
個別リハと言いながらエビデンスにつながらない介助だとか
転職者でこうしたこと嘆きを面談で聞くことがあります

管理栄養士なんてまさにそんな感じで、給食を外注するところが多くて
その外注先の企業に就職するんだけど、やることはいつまで経っても調理業務
良くて献立止まり
ベッドサイドは病院の管理栄養士の仕事で手が出せない
なんて状況になっています

まぁ、資格ホルダーが増えていくと、ゆくゆくはそういう世界になるんだろうな
つまり、資格持っていても、その後にどんなキャリアの築き方をするかによって
もしくは働く場所によって、やれる仕事が変わってくる

でもこうしたことって、学生のうちには分かりにくいことです
やっぱりネームバリューのあるところや、アクセスがいいところに行きたくなりますからね






現在、谷田病院で募集中の職種

うちではちゃんと専門職には専門のことをやっていただいてます

 

・医師(内科常勤医、精神科・認知症(月1~週1)、新患外来(第2,4土曜午前))

・作業療法士(来年度2名)

・看護師(1名)
・調理スタッフ、栄養士(1名)
・薬剤師(1名)

・経営マネジメント職(事務職員・1名)

http://www.yatsuda-kai.jp/officials/recruit.php


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