民主、「有床診を応援する議連」設立-櫻井会長「地域医療の中核に」 | 2太郎2姫に育てられる父日記

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.民主、「有床診を応援する議連」設立-櫻井会長「地域医療の中核に」
医療介護CBニュース 4月4日(水)20時23分配信


設立総会の冒頭、あいさつする梅村事務局長=右=(4日、参院議員会館)

 民主党は4日、有床診療所の機能維持・強化のために政策提言などを行う「有床診療所を応援する議員連盟」の設立総会を開いた。櫻井充会長は、「看取りや在宅医療も含めて、地域医療の中核として頑張っていただける制度にできるよう、努力していきたい」とあいさつした。

 また、梅村聡事務局長は、同党の「適切な医療費を考える議員連盟」で、有床診療所についてヒアリングをしたり、有床診療所に対する診療報酬の増額を求める決議文をまとめたりしたことが、新しい議連の設立につながったと説明した。

 設立総会には、30人超の国会議員が出席。仙谷由人政調会長代行は「有床診は、この2、3年でますます疲弊していくのではないか」との懸念を示し、「診療報酬などで、有床診療所の役割・位置付けを確保したい」と述べた。

■診療報酬の算定要件緩和を要望へ
 設立総会では、全国有床診療所連絡協議会の葉梨之紀会長(日本医師会常任理事)や、厚生労働省などからヒアリングを行った。

 葉梨氏は、有床診療所の施設数・病床数は減少傾向が続いていると指摘。「入院基本料が介護施設より低く、とてもやっていけないというのが有床診療所の実態だ」と訴え、報酬の増額を求めた。

 一方、厚労省の担当者は、今年度の診療報酬改定のうち、有床診療所に関する項目について説明。地域医療貢献加算(3点)を「時間外対応加算」に改名し、診療所の取り組み状況に応じた3段階に再編したことや、質の高い緩和ケア医療を評価する「有床診療所緩和ケア診療加算」(1日150点)を新設したことなどを挙げた。

 これに対し、石森久嗣衆院議員は、診療所の取り組みを評価する加算を新設しても、現在、経営が苦しい有床診療所では算定できないとし、「基本診療料を上げないと、根本的な改善には全くならない」と強調した。
 また櫻井会長は、「点数が付いたものは、収入につながるようにやっていくことが、この議連の第一の目標」と述べ、算定要件が厳し過ぎる項目については、次の診療報酬改定を待たずに要件を緩和するよう、厚労省に求めていく方針を示した。