24時間定額の訪問介護を導入 12年度報酬改定 | 2太郎2姫に育てられる父日記

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介護職員処遇改善加算、もうなくせなくなりますね。きっと。



24時間定額の訪問介護を導入 12年度報酬改定

厚労省、在宅医療に重点
2012/1/25 10:50
 厚生労働省は25日、2012年度の介護報酬の具体的な改定内容を決めた。介護の必要度が高い重度者でも自宅で療養できるように、定額で24時間対応の訪問介護サービスを新設する。介護の中心を住み慣れた自宅に移し、施設依存からの脱却を進める。特別養護老人ホームの個室の利用料(事業者にとっては収入)は実質的に値上げし、事業者の参入を促して施設の個室化も進める。



 介護報酬は3年に1度改定しており、今回は報酬全体を1.2%上げることが決まっていた。小宮山洋子厚労相が25日の社会保障審議会介護給付費分科会に具体的な配分を諮問し、社保審も了承した。

 新しい訪問サービスは介護と看護が連携し、1日数回の定期訪問と臨時対応を定額で提供するのが特徴。最も重い「要介護5」なら月3万1668円(介護職員処遇改善加算を含むベース)、「要介護3」なら月2万1549円でサービスを受けられる。

 このほか、施設への通いや泊まりなどに訪問看護を組み合わせ、利用者の状態に応じて使い分ける複合型サービスも新設する。「要介護5」の利用料は月3万3275円。重度の利用者が自宅で暮らせるようにする。

 自立支援にも力を入れ、介護老人保健施設では在宅への復帰率やベッドの回転率が高い施設ほど利用料(施設にとっては収入)を高くする。

 特別養護老人ホームの利用料は相部屋を下げる一方で、個室は上げる。「要介護5」の個室利用者の利用料は月2万8936円で、現在より706円高くなる。

 今回の改定では、人件費が高い都市部のサービス利用料を高くする。これまでも全国を5区分に分けて都市部の料金を高くしていたが、改定後は7区分にし、一部では上乗せ率を高める。東京23区などの366の自治体で上乗せ率が上がる。

 今年度までは交付金で介護職員の給与を月1.5万円分上乗せしてきたが、12年度からは各サービスに料金を上乗せ(介護職員処遇改善加算)して、給与を維持する。