感覚でやって下さい、とか、感覚を使ってとか、言われると、そんな曖昧なもので危険な運転ができるの?という声が聞こえそうです。
そんな非科学的な方法で、と頭脳派の方に叱られそうなのですが、では、上級運転をしている方に、曲がる時に、 ハンドルは何処から回し始めますか?と聞いてみて下さい。駐車の方法は?と。
根性の曲がった方でなければ、おそらく「それは感覚で」と応えるはずです。
感覚は非科学的な方法ではなく、実は正に科学的な方法なのです。
感覚、いわゆる感じた事を覚える訳です。
例えば、匂いで覚えている事もあります。
音など聴いて覚えている事もあります。
これは、言葉に変換できないのです。
音を楽譜等に変換できますが、細かいニュアンスや音色までは表す事はできません。
聴いて覚える、いわゆる感覚なのです。
音の高さ、長さ、おおよその強さくらいなのです。
その証拠に楽譜が読めないミュージシャンはたくさんいるようです。
感覚は、意識としては、イメージ化して記憶すると、捉えると解りやすいかもしれません。
その為には、レベルに合った、正しい手本が必要です。
そして、言葉のように簡単に記憶する事は不可能なのです。
S字やクランクコースがなかなか覚えられない、駐車が上手くできないと苦労するのは、極当たり前の事なのです。
目印を付けて簡単にできたと、自慢気な方は、免許取得後に後悔をするのは必至です。
焦らず、苦労の後、正しい感覚を身に付けて下さい。
科学的な方法による練習は東京のフジドライビングスクールで