ドローンの危険性 | スローライフでCMプロダクションinとっとり

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テレビCM専業のワンマンオペレーションプロダクション。
クロマキースタジオ、ロケ車、特殊効果編集、NA録音、完パケ製作。
趣味が仕事なのか、趣味を仕事にしているのか曖昧。好きなことやって金儲け。
そんな仕事的コラムはかなりマニアックだったり…

実に面白いマシーンで、利用範囲も多いだろうが現状ではあまりにも無防備で危険極まりないとしか見えない。

軽量にするためプロペラは露出しているし筺体も軟弱なケースに包まれているだけなので小さな鳥に衝突する程度でもダメージを受ける。

そして無線操縦も低予算のものは安全性が確保されておらず簡単に操縦不能になる可能性がある。

 

しかしこれらは普及させるためメーカーが取った設計であり、今後いろいろ法整備も含めて規制が強化されればもっと安全なツールと進化して行くのは確実だろう。

そんな進化途中の飛び道具をあえて使う気にはなれないが、それでも使いたいと言う人がいないとメーカーも売れなければ開発費用も捻出できないわけで痛し痒しである。

 

こういった無人機での事故は今に始まったわけでなく農業用無人ヘリで死者を出したと言ったニュースを聞いたことがある。大型になると事故った時も大きい。

かといって入門機でも人に飛んできてプロペラが目にでも当たれば失明でもしかねないし驚いて崖から落ちるなんてこともあるわけだ。

人がいない所で飛ばせばいいなんて言う人もいるが無線が効かず暴走することを考えるとバッテリー片道分の半径に全く人がいないことを確認できる場所があるだろうか・・・

とにかくコントロールできなくなった無人機が何をするかは全く予想できないわけだ。

 

凧や紙飛行機だって事故は誘発できる。

気にしだしたら何もできなくなる・・・という意見もあるが、とりあえず現状のドローンはちょっと怖すぎると・・・(個人的感想です)