その昔、ブラウン管テレビの時代は30インチを超えると巨大なテレビだった。とても一人で動かせるような代物ではないし価格もけっこうなものだ。

その後ハイビジョンの普及とともに平面ディスプレイに代わり大型化が進んだ。

それでも50インチだと高嶺の花で34インチから45インチ程度が主流だった。

 

そして今、4Kが中心の液晶テレビ。

50インチとて10万円台で買えるようになり60インチクラスでも高根の花とまで行かなくなった。さすがに70インチ以上はいきなり跳ね上がるが(~_~;)

安くなった50インチテレビだが意外と手を出す人が少ない。

もうテレビ離れになってしまいリビングの中心にドカンとテレビを据え置く時代ではなくなったのだろうか。

6畳や8畳の部屋では50インチはデカすぎるとか・・・いや、いまどきのリビングは10畳以上の広々した設計が多いはず。

ところが日本人はうさぎ小屋に住んでいるというのが植えつけられているのだろう。

50インチがでかすぎるというイメージがまだまだあるようだ。

また、今の大人世代は子供のころテレビに近づきすぎないようこっぴどく言われた世代ではないだろうか。

つまり2m位の近場で50インチのテレビを見ることは罪悪だと思い込んでいるフシはある。

 

今のテレビは4Kで高精細だしリフレッシュレートも120Hzくらいが当たり前。輝度やコントラストも自由に設定できるので昔のブラウン管のように近づくと放射線の影響があるなんてこともない。

僕なんかは60インチを2mの距離で部屋を真っ暗にして映画3本くらいは立て続けに見ているくらいだ。

 

もうちょっと適正にテレビを鑑賞する文化を普及させてみてはどうだろうか? テレビ局とテレビメーカーさん^_^;

AD

特機ブームも一巡して・・・

テーマ:

スタンダードにはレールドリー、ジブアーム、リモートクレーン。

ステディカム、ジンバル、ドローン・・・

ま、どれも視点移動という目的に使われる。

 

カメラが小型化して低価格高画質になってくると特機も小型軽量安価なものが出回り始め、究極はドローンのような空撮が素人でも扱え画像は何らプロが撮ったものと大きく変わらないというものだった。さすがにカメラの画質違いで出来上がりの画像に差はあるが空撮という意味ではそれほど差が無いのが驚きである。

 

となると数百万以上もする大型クレーンや本家ステディカムの存在意義が薄れてくる。

もちろん高画質なシネカメラを搭載するにはそれなりの大掛かりな特機が必要なのだが数十万円のミラーレスカメラでも同等の画質が得られるようになった昨今、十万円台のジンバルに乗せて片手で動かしても見ている人にとってはその映像の裏にいくらの特機が動いているのかなんて違いはほぼわからない。

 

になよりも、そのような特殊なカメラワークに対して驚きが無くなってしまったというのがある。

インパクトが無いのであればそんなに金と労力をかけてやる必要ないんじゃね?というのが作り手の本音^_^;

ということで自分のようなちっぽけなワンマンプロダクションでも・・・と思っていろいろ導入してきたが最近はお手軽70cmストロークのスライダーだけで落ち着いている(^v^)

スライダーの場合、インパクトではなく映像的に立体的な空間表現ができるというメリットが大きい。

特に人物など動きのあるものが無い被写体であれば視点移動は必須である。

水平移動は以前はレールドリーしか選択肢がなかったが今では簡易の三脚に乗せられるスライダーが主流。もちろんCMだから短いカットでいいという理由もある。

 

ところが垂直にしようとすると一気にハードルが上がる。

スライダーで無理やり垂直というチカラ技もなくはないが、実際やってみるとそう簡単ではない。

では簡易のクレーンは?コンパクトなクレーンは揺れが気になる。しかもカメラの積載重量が限られる。これもいろいろやってみたがセッティングに手間がかかる割にそれほどの効果が得られないのが事実である。

ジンバルもお手軽ではあるが片手型のものはカメラの制約があるし両手型のものは長時間持てるものでもないし短いカットならスライダーで充分と言える。

 

ま、あくまでも短いCMでの話なので他の分野では当てはまらないのだが。

AD

今や服や靴までもネットで購入する時代。

地方ではどんどんお店がなくなってきたためお年寄りが野菜など買うのもネットでといったことになってきている。

実際、僕の場合でも現金もってお店に行くことがかなり減っている。

工作用のパーツを探しに行くとき近くのホームセンターに行くくらいか。数百円までの細かな金具などはさすがに送料が気になる^_^;

 

先日全国最後?の地元ドンキに行ってみたがモノが多すぎて購買意欲が失せてしまった(;一_一)

確かにいろんな分野のものが1か所にあるので山間地住まいの方などはまとめてお買い物というのには便利だ。

とはいえ、多分野ではあるが一分野に対してあまり多くのメーカーのものが展示していないので選択の幅が狭いというのがある。

これはホームセンターで家電製品選ぶのも同じだ。

ま、最近はスペックやデザインより価格で選ぶ人の方が多いのでそういう人にはセレクトされている方が選びやすいかもしれない^_^;

僕の場合は細かなものでもいろいろ選んでから決めるのでネットショップがありがたい。

宅配便のお兄さんにはいつも感謝している(^v^)

AD

ENGカメラマンはとにかく頻繁にホワイトバランスを取る。

映画などではカラーメーターを使って色温度を測定する。

しかし実際の撮影ではいろんな光源が混在しており何を基準にすればいいのか分かり辛い(;一_一)

太陽光でも時間とともに色温度は変わるし天候によっても様々に変化する。

また壁や天井周りの大きな面に反射して影響される環境光も無視できない。

そして何より人工照明が様々。白熱灯は減ってきたが蛍光灯でも様々なスペクトル分布のものがある。LEDもまだ演色性は低いものが多い。こういったミックス光源で何を基準にするかなんてほぼ決定できない。

そもそも輝線スペクトル系光源が多い中、ホワイトバランスやカラーメーターなんてほぼ意味をなさない。

 

ならばとカラーチャートをベースにカラーグレーディングなんて流れにもなりつつあるが、カラーチャートでオートキャリブレーションしたら正確な色かというとそうでもない。そのスポットの色だけが数値的に同じになっているだけなのでその中間値のカーブがどけだけうねっているかと考えるとちょっと使いたくなくなる(~_~;)

とにかく完全な基準色なんて作れないのだ。カメラの撮像素子によっても様々だしレンズによっても影響される。

 

一番厄介なのは最終的に鑑賞される環境によって大幅に違って見えるということだ。

我々の職業的には家庭のテレビということになる。買ってそのままだと「ダイナミック」というかなりケバケバの設定になっているのだがそのまま見ている家庭は多い。

印刷物にしても色校正したまま印刷されるとは限らない。最近の印刷物のカラーキャリブレーションはかなり進んでいるようだが(*^_^*)

 

とはいえ、一度悩みだすときりがないので基準をベースに調整するのが精神衛生上よろしいかと。

まずは白がRGB同じ数字になるように(笑)

しかし白だけではだめでグレースケールすべてが同じ数字になるのが理想。

この時マルチ光源だとこのカーブがぐにゃぐにゃになる場合があるわけだ(;一_一)

見せるものに合わせてどこを基準にするかが重要になる。

そして人物の肌色がどれだけ綺麗に見えるかというのが大きなテーマであったりする。

ところがこの肌色。人によって、化粧によってばらばらなので基準などない。これこそ見た目で調整するしかないのである。

モノの色なんて、その場のその実物が無い限り違うかどうかなんてわかりはしない。極端に言えば赤いコップが置いてあってもオレンジ色に写っても視聴者には違うという基準がない(;一_一) なので被写体によってはラフに撮っても構わないものは多いのだ。

テレビ番組見ていてもこれはどう見ても色温度設定間違ってるだろって映像をそのまま放送しているものは結構見かける(;一_一)

最近のカメラではウェーブフォームやヒストグラムをモニター上に同時表示できるものが増えてきた。

スチルカメラの場合はヒストグラムが多い。フォトショップなどでも明るさ調整にはヒストグラムを使うことが多いためだろうか。

動画カメラではウェーブフォームの表示が便利だ。なぜかSONYのカメラはエントリーモデルではヒストグラムの方が多いのだがコストなのか差別化なのかユーザーの要望なのか?

僕の場合はウェーブフォームで慣れてしまったのでヒストグラムでは露出がピンとこない^_^;

 

その昔、ベーカムのドッカブルなどのカメラ時代では撮影にVEさんが同行しウェーブフォームモニターとベクトルモニターを別途持ち込んで露出や色調整をしていた。ま、撮像管が真空管の時代だとそういった測定器がないと調整できなかった時代もあったということでもあるが。

そんなウェーブフォームモニターはセットで50万円以上していてなかなか手が出せない機器ではあったが、今では編集ソフトにもついているし安価なポータブルモニターでも機能として搭載しているものさえある。もちろん業務用ビデオカメラは常識的に搭載している。

 

なぜヒストグラムでは露出がわかりにくいのか。

例えば白いボールにスポットが当たっていて大きさは画面の1/4程度とする。そうするとそのハイライト部分はヒストグラムではグラフに現れるかどうかのしょぼしょぼのギザギザでしか表示されない。しかもそのハイライトなのか背景にちょっと写り込んでいるハイライトなのかという判断は出来ないのだ。

つまりせっかくのハイダイナミックレンジのカメラ、どの程度ハイライトを犠牲にするかといった調整がグラフから読み取れない。

 

その点、ウェーブフォームモニターだと位置関係もある程度分かるしその部分がどの程度のレベルなのかもわかりやすい。

もちろん暗部に関してもそうだ。なので特にデジタルシネカメラでLOG撮影する場合にはウェーブフォームが必要と言える。

もともと今のスタジオはプライベートなホームシアターとして建てたものだ。

大阪から持って帰ったシステムを気兼ねなく大音量で楽しむために(*^_^*)

大阪ではそれなりに広いトレンディードラマのような賃貸マンションに住んでいたので120インチのスクリーンと7.1chの大型サラウンドシステムを構築していた。

しかしいくら高級マンションでも賃貸だと防音が完ぺきとは言えない。もちろん分譲マンションだって隣近所の騒音は皆無ではないだろうが・・・

なので大した音量では聴いてなかった。

そのストレスは大阪賃貸暮らし25年間ずっとである。

 

そしてUターンしてしばらくは増築した子供のころ使っていた5畳ほどの部屋にそれら機材を置いて50インチのプラズマテレビで我慢していた。

そして待望のホームシアター建設(*^_^*)

自宅の敷地で庭のあったところに建てたので10坪が精いっぱい。

二階をホームシアターに全部使うことで約20畳の広さが取れた。

隣接した民家が無いので騒音は気にしなくてもいいのだが周りの騒音が入ってくるのも嫌なので簡易防音で設計。

スクリーンも巨大なものはかなり高価なので壁紙を厳選し壁投影にした。

プロジェクターも当時のものは少々やかましいものだったので階段スペースに設置し、リスニングルームと隔離した。

投影サイズはスピーカーを置くスペースの関係もあり170インチ。壁のみであれば200インチはいけたのだが・・・

暫くはこのシステムでホームシアターを楽しんでいた。

 

しかし暫くして独立してCM制作プロダクションを始めたわけだが、このシアタールームで仕事をすることにした。

最初は編集だけだったので端にデスクを置いてやっていたのだがそのうちクロマキー撮影をやろうということになりいろいろと機材が増えてきて170インチスクリーンの実現が難しくなってきた。

もともと50インチプラズマテレビとの併用だったので結局テレビ中心になってしまった。

それ以来プロジェクターに火は入ってない(;一_一)

 

そしてプラズマが故障し50インチの液晶に。更にそれも壊れて現在は60インチ液晶の壁付け。

真っ暗にして近寄ってみれば100インチくらいの迫力はある。

ただ視野角だけ広げれば迫力があるかというとそうでもないというのは実証実験してみた。

とはいえ、いまどきの映画はカメラの動きが激しいものが多いのであまり視野角を大きく取ると酔うし非常に目が疲れる(@_@;)

なので今の60インチくらいが目には良さそうだ。

 

ただ今の60インチVIERA。HDRや4Kの過渡期の製品で完成度が非常に低い。価格もミドルレンジとはいえそれなりに安かったのでこんなものかと今は諦めているが次の買替は有機ELの70~80インチクラスにしようと考えている。

プロジェクターはもういいかなと・・・^_^;

 

一流のプランナー、一流の技術スタッフ、有名な監督・・・が揃ったとしてもチープなセットで素人同然の演者ではいいものは出来ない。

じゃぁ、逆ならどうか。素晴らしいロケーションにビジュアルもいい出演者。iPhoneで手持ち撮影しても絵になるような気がする(笑)

ま、極端な例えではあるがやはりナショナルスポンサーのCMにタレントギャラがもの凄いのはこの辺りにあるのだろう。

ローカルでいくら頑張ってもそんなタレントが使えるわけもなく・・・

美術セットだってわざわざスタジオに組むなんてことはあり得ない。そもそもそんな大きなスタジオが存在しない(;一_一)

 

では演技力がありビジュアルのいい演者がいればローカルでも・・・と思わないでもないが今度は知名度がないという問題が。

それとイメージの問題。つまり良く知られたタレントさんというのはその存在だけで一つのイメージを作り出してくれるのである。

どこの誰だかわからないイケメンや美女が出てきてもなかなかインパクトはないのである。

 

ま、そんなこと言ってもローカルでやってるわけだからしょうがないんだけどね^_^;

脳内変換

テーマ:

モノの色というのは光によって変わって見える。

光の色は波長分布で見ることができる。

太陽光のようなフラットな光を当ててその反射したスペクトルを見ることで物の色を分析することが出来る。

しかし実際には人間が見るのである。

人間はデジタル機器ではないのであらゆる環境の変化に影響されて同じものでも違って見えてしまう厄介なところがある。

 

では逆にその特性を活かせばモニターの目キャリブレーションができるのではないか?

平たく言えば、数値的に狂ったモニターでも本物の色と比較しながらこのモニターではこんな風に見えるんだと脳に思い込ませる。

すると毎回その色の映像を見せられても正確だと思えるようになる。

 

人間の目はとにかく順応性が高い。

明るさや色に影響される。

なので同じ環境の編集室で同じモニターを見ていれば狂った色のモニターでも問題ないのではないかという説・・・(笑)

田舎暮らしのメリット

テーマ:

40過ぎてからUターンしたわけだが年取ってからの田舎暮らしはメリットが多いような気がする。

気がするというのは両方同時に経験できないからだ^_^;

なので「住めば都」的に現状を美化してしまうのかもしれないがなんとなくまったり生きているのでそれまでの大阪の中心街で暮らしていたときに比べると実に楽である。

もちろん、仕事をしたり物を買ったりすることに対しては都会の方がメリットが多いのだがそれにも増してゆったり感が歳をとるとともに心地よい(*^_^*)

 

その一つにウォーキングがある。

都会暮らししていたときもウォーキングはしていた。大阪でも梅田に近い南森町に住居を置き、会社も近くなので徒歩通勤なのだが、近場に河川敷沿いの公園があったので2kmくらいだろうか?ぐるっと大回りして出勤していた。

しかし広い公園でも歩く人は多く、また公園までの一般道は出勤するサラリーマンとすれ違うのに大変な混雑になってしまう。

また、自分もサラリーマン的なポジションだったのでウォーキングなどは早朝とか夜になってしまう。

 

ところが今は自営業。昼間でも好きな時にウォーキングに出かける。電話がかかってきて急ぎであればすぐ戻れる。

家からすぐ出てもほとんど人に会うことはない。近くに標高100mほどのお城山がありちょうどいいウォーキングコースになっている。

ここでも人に会うことはめったにない。

やはり近所の人とか知り合いと会うと気を使ってしまってウォーキングに集中できないのだ^_^;

とにかく一人が好きだ。仕事ではもちろん人と会うしたまには誰かと飲みに行きたいと思うことはある。

でも、基本自分のスペースに他人はいてほしくないタイプだ。最近はこういった孤独を好む人間が増えてきているらしいが^_^;

かといって引籠りとかではない。

そんな生活に田舎暮らしはピッタリである。集合住宅なんぞに住むといろいろと気を使うことが多すぎる。

今の家は民家が隣接してない。なので一応簡易防音にはしているがホームシアターで夜中大音量で映画見てもなんら迷惑がかからない。

ストレスフリーである。ただ町内会など近所付き合いは避けて通れない。これは都会でもあるのでしょうがない。

金かモノか

テーマ:

モノより思い出なんてコピーがあったが、僕の場合には全く当てはまらない。

思い出は何の糧にもならないからだ。もちろん僕の場合ということだ。

 

では金かモノか?

微妙な選択である。金というのは貯蓄という意味である。

金はいつでもモノに替えられるがモノにしてしまうと二束三文にしかならない。

 

しかし金をいくら貯めていても自分への投資にはならない。

モノを手にして使ってこそ自分の身に付く。つまりこのモノとは自分を磨くためのツールなのである。

趣味的なオーディオや車、衣食住なんかも自分投資の対象となる。もちろん仕事の道具はダイレクトだ(●^o^●)

 

そんな考えで若いときから貯蓄はせずほとんどを自分投資のモノに替えてきた。

母親からはずっと貯金しなさいと言われ続けていたが^_^;

 

今ではどうなのか?

やはりモノあっての仕事、人生なのでモノの方が優先ではあるが若い時のように無茶が出来ない。穏やかな老後を考えたいので少し貯蓄に回すようになってしまった。これは楽しくてやっていることではない。老後の不安を拭う為いやいややっているに過ぎない。

昔のいい時代なら年金だけで悠悠自適な生活もできたのだろうが今はそうもいかない。一旦もらい出してからも減らされるリスクはあるのだ(;一_一) それがなければフェラーリにでも乗っていたかもしれないのだが(^^ゞ

 

ということで収入に応じたモノへの投資と貯蓄。これが結論である^_^;