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タングステンベースの店舗のホワイトバランス

2014-11-21 08:04:25 テーマ:CM制作・技術

 

今や家の照明はデーライトがほとんどでタングステン光と言えば店舗やホテルと言った演出された場所だけとなった。

しかしタングステン光とはいえ現在ほとんどフィラメント電球は製造されておらず電球色の蛍光灯やLEDで装飾されているものがほとんどだ。なので色温度もかなり幅が出てきた。

 

問題は店舗内が電球色の場合ホワイトバランスをどうするかである。

ENG的には白紙を出してきてホワイトバランスを取るのかもしれないがCM的にはそんな白っぽい映像を撮る気にはなれない。

カメラのプリセットで電球を選ぶとなんとも寒々しい色になってしまう。

かといって太陽光プリセットだとかなり赤っぽい。

ということでPanasonicの外部モニターを見ながらケルビン温度を変えつつモニターで程よいところを選ぶ。

3500K°で赤過ぎずと言った感じになった。プリセットの電球は3000K°くらいなのだろうか?

 

人間の目は順応性があり電球色の部屋に暫くいると白い紙が白いと感じるようになるというが、さすがに今の時代電球色に見えてしまう。

もう電球色は無色ではなく有色なのだ。

なので映像で表現するときはあくまでも赤っぽく見せた方が雰囲気が伝わる。

ただ蛍光灯やLEDの電球色は演色性も低いため後処理でカラーグレーディングしてやらないとあまり綺麗にならない。

なにがなんでもデーライトで撮ると言うのもちょっと違う気がする。

 

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正味の時間と準備時間

2014-11-20 08:10:22 テーマ:ライフスタイル

 

普段の生活をしていていきなり本番の仕事が始まることはない。

何事にも準備がある。予備時間がある。

 

打ち合わせに行って10分で終わったとしても打ち合わせ用の資料を何時間か掛けて作成し打ち合わせ時間に合わせて移動、余裕を見て早めに到着する。打ち合わせ内容10分程度でも世間話など何十分か…そして帰り打ち合わせしたことを整理する。

つまりスケジュールに打ち合わせ10分と入れたとしてもそれ以外で半日くらいはつぶれている。移動によっては一日以上。

 

ロケもそうである。

カメラ回している時間は1020分程度である。

現場で機材を組み上げ撮影ポイントに移動して撮影。カット毎に移動、セッティングの繰り返し。

またロケ前に機材チェック、積み込み、現場で降ろして現地まで移動・・・

撮影終了後の撤収。帰ってからのデータチェック、機材メンテ、収納場所に保管・・・

簡単な撮影でも準備から機材収納まで34時間はかかる。

もちろん前日にバッテリーの充電したりなどあるのでいきなり「今からロケ出られます?」みたいな…報道クルーじゃないんだから(^^

 

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Libec ALLEX SKIT使ってみた!

2014-11-19 08:02:29 テーマ:新機材・新技術

  

三脚の上にスライダー・・・確かに便利そうだが見た目から行ってバランスどうなの?剛性は?という疑問があり、とりあえず75mmの脚は手持ちがいくらでもあるのでスライダーだけ注文してみた。大人気で一ヶ月ほど待たされたが人気なりのいいものである。

しっかり固定して使えばこのオイル雲台並みの走行抵抗は手で押してもスピードムラを吸収してくれる。

 

で、現場での作業性を考えるとテーブル用意したり脚立二台?のようにしっかりした足場を設置するには面倒がかかる。そりゃぁ普通に使う三脚にポンと乗せて雲台も共有となれば荷物も激減。移動も楽々と言うわけだ。よく考えられた商品である。

というわけでまずは手持ち三脚に乗せてみた。75mmボールは何の問題もなくLibec、マンフロットのものに乗せ換えられた。

カメラはC10018-35mmF1.8、ロッドサポートにエーデルのフォローフォーカス・・・重量は3.5kgだ。

メーカーの仕様書には三脚使用時最大積載量3kgと書いてある。つまり500gの重量オーバー。てこの応用から考えてもスライダー端っこで0.5kgの荷重はばかにならない・・・?

 

ということで端に来た時反対側の足に踏ん張りが効かなくなりちょとの力で浮くと言うよりねじれ方向に滑ってしまうのだ。

ビデオ三脚は比較的足元がラフに作ってありスプレッダーが付いていても簡単に動く。あくまでもカメラ重量が大きいという前提で作られているためだろう。スチル用の単管の脚はそのあたりのねじれはほとんどない。

で、脚が少しでもずれるとどうなるか?お釜の水平が狂ってしまってもちろんスライダーも動いてしまう。

最初は手持ちの三脚が緩いためなのかと後からALLEX SKITの足と雲台を追加したのだがこの現象は同じだった。つまり重量オーバーなのだ。

フォローフォーカスを外せば重量範囲に収まるとは思うが現場での操作性が悪くなる。

 

そこでこの重量のまま何とかならないかといろいろ考えてみた。

まずは二本脚。スライダーのボールは三ヶ所取り付けられる。端っこに取り付け三脚に固定。

片方はクイックシューを取り付けてスルチ用の軽量三脚で支える。

これだとさすがにびくともしない。

ただ設置調整に手間取るのと移動が面倒、荷物が増える…(;一_)

 

もうひとつは脚が浮くのならウエイトで押さえつけようと言う力技。

実はスチル用ではよく使う手法で三脚にもウエイトをぶら下げるフックが付いているものもあるくらいだ。

さすがにビデオ三脚にウエイトを取り付けるツールは付いてない。

ミッドスプレッダーに7.5kgの砂袋を置いてみたが思いっきりしなって今にも壊れそうだったので却下。

余っているショルダーベルトを取り出してきて三脚の首にかけて砂袋をぶら下げてみた。

これなら二本脚ほどではないが端っこに行っても脚が浮くことはない。

ただこれも荷物が増えるしカット毎に移動するとき重くはなる。まぁ許容範囲ではあるが。

 

もうひとつ。キャスタードリーを使う。

そこそこ重量があるのでウエイト代わりになるし平面移動ならむしろ楽々である。

キャスターをロックしてしまえばびくともしない。いや、力を加えると多少は動くが許容範囲。

ま、これも荷物が増えるし段差があると持ち上げて動かさないといけない。

 

どれも一長一短ではあるがロケ現場によって使い分けと言ったところか…

そもそもスライド幅708mmをフルに使う撮影があるのかと言うところもある。

スライダーでの撮影の場合、かなりゆっくりの移動だ。フリクションもそこそこかかるので速い動きには適さない。

レールドリーのように人の歩きに同調させるなんてことはもちろんできない。

となればCM的に25秒程度のカットなら40cm程度の動きで充分と言える。

ならば二本脚もウエイトもドリーもなしバージョンもあっていいわけだ。これで選択肢は4つ。

ま、解決したということにしよう!()

 

もちろん機器の不具合と言うことではない。あくまでもこちらが重量オーバーで使っているのだからその対策と言うことである。
 

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シネスタイルの手持ち撮影

2014-11-18 08:58:12 テーマ:CM制作・技術

 

最近メイキングビデオなど見ているとシネスタイル(ラージセンサーカメラ)での手持ち撮影が多くなったような気がする。

間違いなく小型のデジタルシネカメラが高画質になったせいなのだろうが果たして手持ちは正解なのか?

 

手持ちはブレることを前提にしている。というか、ブレを効果的に使おうと言う場合が多い。

ENGのように機動力だけを目的とした手持ちと言うのはシネスタイルにはあまりない。

となればどのようなブレが好ましいのかということになる。

自信過剰な筋肉ムキムキのカメラマンが撮ったとしてもけっして気持ちのいいカメラワークになるとは限らない。

 

ブレの種類としては振れ幅、振れ周期、画角、被写体との距離といった要素が複雑に絡み合う。更にフレームレート、見る側の視聴環境も大きく影響する。どんなサイズのスクリーンをどれだけの距離で見るか。また周囲が明るいか暗いか…これにより同じ映像でも気持ち悪くなるかならないかの差が出てくる。

 

そう考えると手持ちカットを多用するのはリスクが大きいと思うのは年を取ったせいなのか・・・?

テレビゲーム世代の若者は動く映像に対してかなりの免疫がある。フレームレートの低い3DCGをパタパタと視点移動させて育っているのだから・・・

 

僕自身、手持ち撮影を全面的に否定するものではない。

ただ自分が見ていて気持ち悪いと思える映像があまりに多いため嫌いになっているのだ。

ネットで検索してみるとけっこう若い人たちも気持ち悪がっているようだ。

監督やカメラマンの自己満足だけで手持ち撮影しているとしたらちょっとカッコ悪いな・・・と。

ま、あまりヒトのことを言える立場でないのだが(^^

LIBEC ALLEX届いた!

2014-11-17 07:36:31 テーマ:新機材・新技術
今回お試しと言う意味もあってスライダーのみの購入。三脚やヘッドはLEBECも含めて複数あるのでいいか…ということで。

届いて早速スライダーを動かしてみた。

素晴らしい!の一言。オイルダンプのかかったヌメーっとした動きはLIBECの雲台の動きと同じ感覚。どこにそんな機構が組み込まれているのだろう?フリクションの強さも調節できる。これはあまり幅はないものの実用的な範囲。

なによりもコンパクトで軽いのがうれしい。

四足を広げてテーブルの上で試しただけだが剛性はかなりありこの足だけなら20kgくらいの加重でもびくともしない感じだ。

 

その後三脚に乗せてテストしてみた。

三脚は手持ちのRS205。ヘッドはマンフロットの701

701は軽量なヘッドでフラットな三脚に取り付けられる。ただ動きは限定的だ。それでもこのスライダーの粘りと701のパンの粘りがうまく合っており移動しながらパンニングもかなりスムーズに行えた。手動でここまで滑らかなら慣れればかなりのところまで行けそうだ。
ただカメラのモニターだけでは細かなずれが認識できない。テストのときは20インチモニターを傍に置いて動かしていたのでフィードバックは出来ていたのだがロケではどうするか…

 

そんなこんなで色々テストをしているとスライダーの端の方に来ると水平が狂う?

最初スライダーのボールがスリップしているのかと思ったがそうではなかった。スライダーの移動により重心がずれて三脚の各設置ポイントの荷重が変化して足がねじれていたのだ。

フローリングでテストしていたということもあり接地部分の摩擦係数は低め。ある意味カメラとスライダーが軽すぎるため設置摩擦が小さいためとも言えなくない。

 

しかしどういう状況でもこの滑りはちょっと頂けない。

こんな仕様なのかと専用キット、ALLEX SKITの三脚を見てみると構造がだいぶん違う。

ということはこの三脚でバランスがとれるよう設計されているのか?
スライダーの動きには充分満足したので三脚とヘッドを追加注文してみることにしよう。

 

まぁとにかくこの価格、軽さ、滑らかさは画期的だと思う。
ますますLIBECが好きになった!
 

映画なんてムリムリ

2014-11-14 07:54:48 テーマ:ライフスタイル

 

自分は何がやりたいのか?なんて考えてみても自分から何か作りだそうという想像力がないもんだからピンとこない。

根底に流れるのは技術系であり理屈であり商売だったりする。そこには芸術などという華やかなものはない。

ただCMや映画などの製作に裏方として参加できることがうれしい。

大阪ではCM制作におけるCG制作、デジタル加工を担当してきた。特殊部門に特化できたのでそこそこ先端を走っていけた。

 

しかし田舎にUターンして仕事を始めたが市場規模がふた桁以上違うのでそういった専門分野を活かせる仕事は存在しなかった。

もちろん想像はしていたが現実は想像以上だ。

映像に関してはローカル放送局とブライダルなどをやっている人がいるくらいでCMプロダクションというより映像専門プロダクションやポスプロダクションは皆無に近い。ということはフリーの監督、カメラマン、照明、スタイリスト・・・そういった専門チームがいない。

結局自分で全部やらなくてはならないことに・・・(;一_一)

 

スタッフを育てようにもCM制作のバジェットが低すぎるため多人数での撮影では採算が取れないという現実もある。

まぁ、それはそれで自分の意思で全て出来るわけだから妙なストレスに振り回されることはない。もちろんクライアントや代理店とはいろいろやり取りはあるのだが・・・

バジェットが小さいということはプレッシャーも小さいということで予算がないので…という言い訳がある程度通用する()これは1人でやっている分にはありがたい誤算でもある。一人でやると言うことはすべての責任が自分にかかると言うことでもあるので。

 

そんなわけでなんとかローカルCM、告知CM程度のものがほとんどだが楽しくやらせてもらっている。

しかし技術者、職人としてはもの足らなくなるわけでカメラや編集機、特機まで揃えてそこそこのプロダクション並みの設備は揃えてきた。

しかしこれを総動員するにはひとりじゃ体力的に厳しい。

実験的にジブアーム使ったりグライドカム使ったりはしているが・・・(^^

 

で、ドラマみたいなCM作ってみたいなと思うことがある。

しかしロケーション、キャスト、演出・・・そのあたりからいきなり行き詰ってしまう。

技術的にも道具は何とかなっても複数人の登場となるとワンマンオペレーションは限度がある。

そんなことを考えると映画なんて・・・ショートムービーでも難しいかなと・・・

 

危機管理は大事!

2014-11-13 06:35:43 テーマ:CM制作・技術

 

今朝スタジオに入りエアコンを入れパソコンを立ち上げた。

暫くすると「カリカリ~ビービー」といったファンが何かに引っかかるようなけたたましい音が鳴りだした。

てっきりエアコンの寿命かなと思い、もう11年にもなるしとか思ってネットでエアコンの寿命とか調べていた。

数分ガリガリ音がしていて少し収まってきたので脚立を出してエアコンを見てみると・・・?

なんと音源はエアコンではない?

後ろの方から聞こえる・・・音の方向を探るとPCの電源ファンだった(;一_)

なんか、ちょっと前にも同じような音がしたような気がしないでもない。

一度スリープしてファンを止めてからもう一度動かしてみると音は止んだ。

このPC5年目になる。一日8時間以上は電源入れっぱなしだからいろいろ不具合も出てくるだろう。

ちょっとビビったので久々にバックアップ。

しかしLANタイプのNASだと転送にとんでもなく時間がかかる。

600GBくらいが丸一日かかってしまう。

 

バックアップ用にと購入したマシンはこのマシンより2年新しい。本来ならこちらの方をメインマシンに使うべきなのだが周辺機器の移行が面倒くさかったのとマシンのファンノイズが若干大きくナレーション録音に邪魔かなとこちらの方をバックアップにしてほとんど使ってなかった。

そろそろ使ってやらねばと。

こちらはDELLT5500というワークステーション。性能はメインで使っているT3500より僅かに高い。

USB3を内蔵させているのでバックアップのストレージを高速にできる。

また、これを期にAdobe CCを導入しようかと。

来年予定だがPXW-FS7を導入するかもしれない。そうなるとCCでないと読み込めないのだ。

 

昔のマシンに比べるとクラッシュは減ったし、HDDRAIDにしているので多少の安心感はあるにしてもこういった異音など不具合が出るとドキッとしてしまう(;一_)

 

話は変わるが、歳とともに新しいものを取り入れるのが消極的になってきている。

しかしずっと保守的でいるわけにもいかず頑張ってみようと思うのだが、今更macを導入してみようかと・・・

4Kなどになってくるとmacはいろいろ一体でセットになってくるメリットがある。

Win4K対応PCなんてまだ聞いたことがない。

iMac Retina 5Kなんてのも面白そうだ。

4Kのネイティブ編集をする気はないが素材としての4Kはありだ。

現状1920×1200のデュアルディスプレイでAfterEffects使っているが画面的に手狭になってきた。

AEのレイヤーが増えると縦がもっと欲しくなる。

モニター側も1920だと左右いっぱいいっぱいだ。

 

ま、そんな感じで編集マシンのリプレイスも考えつつ来年の計画を立ててみようかと思う今日この頃。

スタジオ撮影は楽チン

2014-11-12 07:56:23 テーマ:CM制作・技術

 

スタジオ撮影と言ってもウチの場合はクロマキーかバック紙での撮影となる。

美術セットを組めるようなサイズではない。

なので照明のセッティングも短時間で出来る。

通常はスタジオ仕様ではないため照明器具はスタンドにセットしたまま壁際に並べている。

撮影時に移動するのだがキャスタースタンドなので実に楽々(*^_^*

 

壁のあちこちにコンセントを配置しているのでそこから電源を取る。

グリーンの背景も壁に固定している。

ホリゾントから床部分は丸めて置いているので足元までの撮影がある場合は広げて養生テープで固定する。

ガンマイクはオーバーヘッドブームスタンドに固定しておいてあり、これもキャスタースタンドなので移動すればセッティング完了。

 

撮影機材も特機以外はスタジオ内に置いているのでセッティングは早い。

またクロマキー撮影ではあまりカメラを移動させることもないので撮影自体も楽なのだ。

むしろブツ撮りなどモノのセッティングも大変だしカメラ位置も様々なので疲れる・・・(;一_一)

クロマキー試行錯誤

2014-11-11 07:53:03 テーマ:新機材・新技術

 

ここんとこ細かな抜けでストレスが残っていたのでテストも兼ねて少し設定を変えて撮ってみた。

 

スローも使うかもと言うことで今まで60iで撮っていたのだが今回は30p。やはりプログレッシブは切れが違う。

カスタムピクチャーでエンハンスを低めにしてクロマを少し持ち上げた。

クロマを上げたのは正解だった。グリーンがより鮮やかになり抜けやすい。全体のカラーは抜いた後に調整。

 

エンハンスはグリーンバックの輝度に対してエッジが付く部分があるが合成したときこのエッジが邪魔になることがある。そのため撮影時はエンハンスを入れず合成時に全体の調子を見ながらエンハンスをかけ直す。合成の場合縮小したりする場合も多いのでそういった意味も含めてエンハンスは後処理の方がいい。

 

シャッタースピードを1/120に。動きが速いとパラパラ感はあるが手の指を広げて振る場合などブレがあると指の隙間にグリーン成分がなくなってしまい全く抜けなくなるのだ。RGB4Kなら抜けるかもしれないのだが4:2:2では限界。ということでシャッターを上げてクリアーに撮ってみた。

照明の最大輝度にも限界があるのでこれ以上シャッターを上げると絞りを開け過ぎることになり深度が稼げないので程よいところで妥協。

今回の手を降る動き程度ならくっきりと指は止まっていた。

 

そして何よりも重要なのが衣装の色。

グリーンバックだからグリーンでなければ大丈夫と甘く思っていると痛い目を見る。

色相環で言うとグリーンの前後、水色⇔緑⇔黄色はNGカラーである。黄色もオレンジに近い山吹色くらいになれば比較的問題ないがレモンイエローは完全にNG扱いしたい。

追い込めば抜けるがいろんなところが破綻してくる。

衣装の中の模様に少しそれらの色が混じっているとか言う場合は後でマスク処理することもできるがその手間代が出るプロジェクトか確認の上で(*^_^*

 

そんな条件で今回撮ってみたら実に気持ち良く抜けてくれた。

ただクロマを上げたせいなのか?真っ赤な衣装部分が補色グリーンとぶつかって境界部分が黒っぽいラインが出てしまう。あまりキーイング時に食い込ませると他が食い込み過ぎる・・・やはり4:2:2 8bitの限界か… また1/3素子、高倍率ズームレンズと言うところでの解像度の甘さと言うところもあったりする。

 

ラージセンサーでRGBクロマキーをやってみたいが被写界深度が気になってきた。

オートフォーカス どこに合わせてるの?

2014-11-10 07:49:12 テーマ:新機材・新技術

 

「コントラスト」「位相差」などの機構を使ってAF動作をしているカメラだが被写体は複雑だ。

被写体が一つで背景が遠い場合は迷うことはないだろう。

被写体が2つで微妙に前後に配置されていたら? 手前を優先されるのだろう。

前景を配置した場合?・・・

 

つまりAFは万能ではない。カシャカシャとフレーミングとタイミングだけ考えて連写しても全て合焦しているとは限らないのだ。

顔認識などはなかなかよく出来た機能だ。

それでも複数になったり横を向いたりすると認識できなくなる。

かといって全てマニュアルで・・・というのも面倒なものだ。

結局プロとしてやらなければならないのは状況を判断してこのシチュエーションならAFが正確に作動するだろうということを予測しなければならない。それでも100%信用できないわけだがその場で結果を確認してNGなら撮り直しとするくらいの余裕は必要だ。

 

演出的CMや映画の撮影に於いてはほぼマニュアルフォーカスで間に合うが被写体が動いたりフォローフォーカスでは追従し難いものに関してはAFを利用したいと思う場面は少なくない。

特にワンマンオペレーションでカメラを動かす場合などは必須と言ってもいい。

ただデジタルシネライクに撮る場合被写界深度を浅くすることが多いのでAFは更に難易度が高くなる。

例えば人物のアップでスライダードリーを使ってゆっくり移動撮影する・・・

F2以上に明るいレンズだと片目に合わせるともう片方の目や鼻は既にアウトフォーカスという状況も出てくる。AFに右目だけ追従・・・

一部指定したところをトラッキングしてフォーカスを追従するカメラもあるがさすがにそこまで深度が浅いとフォーカスを合わせる動きがぎくしゃくして使いものにならなかった。

 

撮像素子の小さいカメラである程度絞り込みワイドレンズで撮ればパンフォーカスに近いほど被写界深度は深くなる。AFはこんな状況に合っているのではと思う。望遠にすると途端にフォーカスを見失ってしまうAF・・・

まだまだ開発の余地が残っている先端分野である。

頑張れニッポンのメーカー!

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