30年ぶりの相棒チェンジ | 楽しく投げ釣り、マジに投げ釣り

楽しく投げ釣り、マジに投げ釣り

所属する投げ釣りクラブ「西大阪サーフキャスティングクラブ」の月例会の釣行記事や、その他、投げ釣りのネタをメインに書いていきます。

 私は半分、左利きです。と書くと少しわかりにくいですが、ノコギリや金づち、ペンチなど、力が必要なものは左利き、鉛筆や箸は右利き、フォークやナイフ、ハサミは両利きと、少し変わった利き手の持ち主なのです。例えば、2丁のハサミを同時に操って、紙をハート型に切りぬくことができるし、いわゆる洋食を食べるときのフォークとナイフの使い方は、普通は左にフォーク、右にナイフを持つと思いますが、私は逆に持って、口に食べ物を入れるときに、右手に持ったフォークで食べるといった感じです。まあ、フォークとナイフは左右どちらでも使えます。箸も意外に左手でも使えます。キャスティングが左投げ出来ないのが不満ですが、去る方から「左投げを練習すれば、何かと役に立つよ。」と教えて頂いて、練習の甲斐あってぼちぼち投げられるようになってきました。

 

 そんな私が魚料理の際に使用する包丁は、出刃、柳刃とも右手用です。2008年3月3日のブログ「相棒」でも紹介しましたが、前のクラブに入会して間もなく、贈り物として頂いた柳刃と、その後続いて自分で購入した出刃を、30年近く愛用してきました。で、包丁の使い方もまた複雑極まりなくて、頭を落とす、頭を割る、中骨を断ち切るなど、力がいる場面は左手、腹骨をすく、刺身をそぎ造りにする、平造りにする、皮を引く、は右手で行います。

 

 つまりどういうことか。

 

 柳刃包丁はそのまま右手用で問題ないのですが、出刃は右手用ではなく、本来左手用が必要だということ。

 

 30年近く、ずっと心のどこかに引っかかりを感じていました。

 

 そこで、このたび意を決して、ついに左手用の出刃包丁を購入いたしました。

 

 少し仰々しい箱ですが、それもそのはず…

 

 三木刃物のちょっとした高級品です。思い切ったでしょう?(笑)

 

 持った感じも…

 なかなかよろしい(^^) 

 

 新品だけに、刃も鋭い!! ⇒ 当たり前!!

 

 実は、刃物系では、愛用のカッターナイフが左用なのですが、包丁の左用は初めてです。なので、利き手用の包丁のメリットがまだ感じられていない…

 

 しばらく釣りに行っていないので、まだ未使用品です。他の料理に使えば良いだけの話ですが、それだけは絶対にしたくない。釣ってきたお魚を捌くときに筆おろしをしたいのです。その気持ちは、少しはわかっていただけるかも?

 

 折角良い出刃を購入したのですから、このタイミングで柳刃の方も丁寧に砥いでやりました。

 

 こいつは何年使っても、素晴らしい使い心地です。

 

 こうして、私の相棒はチェンジ、というよりも、仲間が増えたということにしておきましょう。

 

 左から順に、今回購入した左用出刃、以前から使用の右用出刃、柳刃、両刃の小出刃です。これらの相棒を使って、おいしい料理が作れるように頑張りたいと思います。