「不動産ファンドの仕組み」について講義をしました | 不動産法務コンサルタントへの道

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2010年11月度 月間段位アップ賞
「メリークリスマス!」カード


2010年11月度



こんにちは。不動産法務コンサルタントの中沢です。


アメブロより月間段位アップ賞を頂きました!


いつも大勢の方々にお読み頂き、本当にありがたいです。


これからもよろしくお願いいたします!




昨日は、大手不動産仲介会社様の社員研修の講師をしてまいりました。


今回は「不動産ファンドの仕組み」というテーマでお話をしました。



・不動産への投資方法



・不動産ファンドの仕組み(概念)



・ノンリコースローン



・倒産隔離とは



・二重課税の回避



・代表的なスキーム(GKTK、TMK、REIT)



・不動産信託



・信託を用いた典型的なスキーム



・AM・PMの役割分担



・ウォーターフォール



・ディスポジション



・CMBS


もともと1時間の予定であったため、上記のすべてを事細かに説明をしたわけではなかったのですが、それでも少し時間をオーバーしてしまいました。


講義では、法務的な事柄もさることながら、「仲介業者の立場でどのような点を押さえておくべきか」ということに力点を置いてお話したつもりです。


特に、仲介業者にとって関わりの深いディスポジション(売却)に関しては、アセットマネージャーが仲介業者の方にどんなことを求めているのか、といった話もさせて頂きました。



こういった研修は、コンプライアンス態勢を確立するために欠かせないものだと思います。


しかし、それに加えて営業のヒントになり、ひいては取引が活発に行われるようになるような、そんなお手伝いをすることができればと思っています。