私にとっては、7月24日のタチウオ・リベンジを果たすべく、決死の覚悟で臨む釣行でした
7時20分 私たち11名を乗せた仕立船は鴨居大室港を出港
一路、観音崎沖のポイントを目指します
釣り座は右舷ミヨシ3番、中乗りさんを入れても片舷6名なので広々です
ポイントに到着すると既にタチウオ狙いの大船団が
船長から投入の合図と共に、第一投
水深は82m 着底後、仕掛分糸を巻き上げ『チョイ、チョイ』と、小さく誘い上げます
底から5mくらいでポーズを入れていると『コッツン』と魚信が！ 何度かアタルものの、なかなか本アタリを出してくれません
そこで、アタリを感じながら、水平辺りからジワジワ竿先を目線くらいまで上げて行き、『ストーン
』と竿を抜いてやり【1、2、3 、トリャ～
】と、体をのけ反り大きくアワセを入れると、竿が惚れ惚れするような弧を描きました
「ヤッター
」7時45分 早々に前回のリベンジを果たし、船中１本目を釣り上げる事が出来ました
上がったのは、指４本半 115cmのドラゴン級です
その後も魚信は出続けますが、やはりタチウオは針掛かりさせるのが難しいですね～
それでも、ここ迄に7本釣り上げる事が出来て大満足です
10時過ぎに
「何かアタルけど、ナンダよコイツ～？ ヨシッ、必殺 落とし込みだ
」と、後ろに倒れんばかりの大アワセをくれると『グンッ』と竿が大きくしなります
それでも、掛かったナニモノかに疑心暗鬼になり慎重に手で巻き上げます
『フッ』と軽くなり（あちゃー、バレタッ
）と、残念な心持ちで電動巻き上げを開始すると『グンッ、ググン・・・』と竿に反応が
「まだ、いたッ
」慎重に、かつスピーディーに巻き上げます
水面近く、見えてきた姿に体からアドレナリンが一気に噴き出しました
「誰か～、タモくれますか～
」誰も反応してくれないので、自ら後ろに置いていたタモを取り水中へ
見事、タモ入れ成功
超ド級の【トラフグ】です
を船内に取り込み、針を外そうと
したら1/0の針は【くの字】にヒシャゲておりペンチで挟んだ途端『ポキッ
』と折れました（フーッ、危ないアブナイ。危機一髪だったぜ
）
トラフグ騒動も終えて、再度タチウオ釣に戻ります・・・が、暫く先の釣運を使い果たしたかのようなトラフグに気持ちは満たされ、タチウオ・リベンジの事などスッカリ頭から消え去り全く身が入りません
左舷ミヨシ1番に居た中乗りさんの針が私のラインを拾い、キールか何かに絡まりPEを80m以上高切れして天秤、錘、仕掛け一式をロストした時は流石に半ギレしましたが
（トラフグの後だ。これで、チャラ
）と、自分に言い聞かせて残ったラインで釣り続行糸が切られた際、中乗りさんから天秤と錘を貰った時に『チラッ
』と仕掛けを見ましたが、水中ライトが天秤の所に付いている以外は私と変わりなし。天秤自体は腕長の短いやつだし、誘いが肝心って事か・・・一応、ケミを付けてみよう
とか、後ろの方と祭って40m近く出ているラインがアブナイ時は超ヒヤヒヤしたりと、何だカンダありながらも2本の良型を追釣出来て、9本でタチウオは終了。ツ抜けは出来ませんでしたが、リベンジは達成出来ました
12時過ぎからアジ狙いに切り替え、ポイント移動を始めます
なかなか、場所が決まらず船は走り続けます
「今日は潮がトロいからアジは期待出来ないかもよ～」と、言われた通り
アジの群れが上手くコマセに付いてくれません
Myビシの調子も悪く、扉がバカになっていて開いてしまうようで、コマセが一気に流れてしまいます
（コマセ釣は棚取りが難しいよな～
普段やらないし・・・まぁ、アジは1匹釣れればイイか～）などと甘えた気持ちにまでしかし、「せっかく来たんだから
」と己を鼓舞して船長にビシを借りて仕切り直しです途中、何度となく斜めに入る場面に出くわし、もう一人の中乗りさんに『こういう時は、どうしたら上手く棚が取れますか
』と、コツを教えてもらい、徐々にではあるが狙い通りにアジを釣り上げることに成功数は少なめの8尾ながら、4尾ほど30cmを超える良型を釣り上げる事が出来て、アジのリベンジも果たせました
陸上がりしたら、港の近所にお住まいのクラシコさんが声を掛けてくれました
ついでに、写真も撮ってもらっちゃいました
さぁ
タチウオ・リベンジを達成できたし、次は青物だ～ いや、カワハギ釣りに専念しないと・・・