【ご報告】調理師専門学校にて外部講師のご報告(2016年度)
【ご報告】
調理師学校(日本調理アカデミー様)にて
「食空間コーディネート講座」外部講師のご報告
(2016年度)
食空間プロジェクト(株)では、昨年度→★に引き続き、国家資格でもある
「調理師」を養成する日本調理アカデミー様→★ にて、調理教養学としての
テーブルコーディネート講座を担当させていただきました。
調理師養成科の生徒様約20余名に2週に渡り「食空間コーディネート講座~食空間のビジュアル演出」の外部講師として講義をさせていただいておりますので
ご報告致します。
昨年度同様に、講師はFSPJ認定講師コーディネーターFSPJスクール マネージャー兼、基礎・初級講師を務めます大谷 和美(WAMI) です。
講義では食空間コーディネートの概論やフォーマルセッティング等の基礎的な知識から、今後「食空間業界」で働く事を目標とされている皆様にとって
目の前の料理だけでなく、より幅広い視点で【食空間」ととらえていただけるような内容でお話をさせていただきました。
調理師としての「作り手側」の視点から、お客様側の視点として「目から感じる美味しさ」の重要性、より美味しく見せるための料理と器の相性や、カラーコーディネート、
そして少しの工夫で日常でも楽しめるテーブルコーディネートについても講義、実践を通して理解度を深めていただきました。
普段調理で使用している器を使い、より良い見せ方とお料理の展開を考えて、各自セッティング実習にもトライしていただきました。
始めは難しそうに思われていても、いざやってみると非常に楽しそうに器を彩り、各々個性豊かなセッティングを完成させていらっしゃいました。
「生徒様より頂きました感想」のごく一部ですが、ご紹介させていただきます。
・料理を人に食べてもらうときは、味だけではなく皿や盛り付け方にも力を入れてみようと思いました。
・テーブルコーディネートなどをやっているお店には縁がなかったのですごく新鮮だった。また今後食の仕事をしていくうえでとても重要なことだと思う。これからは社会勉強も兼ねて、少し高い店に行って体験してみようと思いました。
・文化や季節、テーマなどを考え最後に個々でアレンジするというとても有意義な授業でした。皆さん個性があり、色々なアイデアが面白かったです。
・今まで学んだ食の額の中で、今回のテーブルコーディネートは自分が学んでいる調理に一番近いものを感じました。
・テーブルコーディネートとはいかに食を楽しみに美味しいにつなげるかだと思います。デモテーブルを見て、脳と胃が刺激されてしまいました。
・季節感や旬の食材に無知だったので、日本料理を目指している自分にとっては特に勉強する必要があるな、と実感した。
生徒の皆様が、旬の食材と日本の四季を感じる食空間のしつらい、また同時に
おもてなしの心を表現し、食文化を継承していく立ち位置を担われることを期待しております。
また、どのような分野においてもトータル力が大切に考えられている時代だからこそ、今後において調理から食空間までの幅広い知識をもち仕事に携わることは、
個の可能性を広げることにも必ず役立つことと思います。
フード業界においても、当事業・スクールの知識とスキルが将来調理師として
ご活躍される皆様のお役に立たせて頂けたことに感謝申し上げます。
「日本調理アカデミー」のN先生、W先生には大変お世話になり、
ありがとうございました。
なお、今回アシスタントをしてくださったFSPJ認定講師コーディネーター の HISAKO さん (左上)、 長坂 美奈子(MINAKO)さん(右上)、CPSコーディネーター&MISスタッフの後藤彩さん(左下)、食空間プランナーのSAIRIさん(右下)、
大変お疲れ様でした。
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