以前のブログ で、Red Soxの松坂大輔が先発した試合で、味方打線が合計100点とった場合、何勝できるかという計算で、15.0勝であるという、100得点あたりの勝利数を計算しましたが、日本プロ野球でも同じことを計算してみました。
最も少ない得点で勝てる投手は誰かということです。

データはちょっと古くて恐縮ですが、07年のものです。
計算式は以下の通りです。
(勝利数÷先発時のチーム得点)×100
勝利数はその投手の勝ち星ではなく、チームが最終的に勝った数です。また、チーム得点はその投手が先発した試合の総得点です(降板した後のものも含んでいます。)

ランキングです。(投球回数を50以上としました。)
ダルビッシュ有(Fighters) 19.32
武田勝(Fighters) 19.23
上園啓史(Tigers) 19.23
グリン(Fighter) 18.06
ドミンゴ(Eagles) 17.14

以下、
金村暁(Fighters)、ジャン(Tigers)、杉内俊哉(Hawks)と続きます。
Fightersの投手が多いですが、いかに少ない得点を投手が頑張って守ったかを示していますね。
ワーストは帆足和幸(Lions)の2.33勝でした。19勝と2勝ではえらい違いですね。

ドミンゴは意外でしたね。実は、昨季の先発は10回で2勝4敗でしたが、チームは6勝しています。
Quality Start(6回以上投球で3失点以下)も6ありました。

ダルビッシュは07年は15勝5敗でしたが、先発した試合でチームが勝ったのは17回でした。ということは、ダルビッシュ先発時にはFighters打線は100点とれていないということです。合計で88点でした。ちなみに、最も多くの得点をもらったのは、田中将大(Eagles)の137点です。

ちなみに防御率は以下の通りです。
勝ちがついた試合 15試合 → 0.95
負けが
ついた試合 5試合 → 4.17
勝敗つかずの試合 6試合 → 2.25

勝敗がつかなかった試合6試合での防御率もいいですね。そのうちでQuality Startは4、また、得点は1試合平均3.2点でしたから、いかに援護がなかったかという感じです。
やはり「沢村賞」受賞投手はすごいですね。

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