one day Retreatで届けようと想いながら
すっかり忘れていたことがあります。
毎回終えた後に
「あっ」
と想うことはあるんですけどね
うろ覚えだったので
本を取り出してきました。
どの辺りに書いてあったかなぁ・・・
パラパラめくったら
驚くほどあっけなくそのページに
たどり着いた。
ミラクル
こちらの本です。
- 旅をする木 (文春文庫)/星野 道夫
- ¥500
- Amazon.co.jp
星野道夫さんの
写真もエッセイも大好きです。
彼のおかげで
まだ訪れたことのないアラスカの景色は
わたしの中に確かに宿っています。
届けたかったもの。。。
以前、こんな話を読んだことを思い出しました。
たしかアンデス山脈へ考古学の発掘調査に出かけた
探検隊の話です。
大きなキャラバンを組んで
南アメリカの山岳地帯を旅していると、
ある日、荷物を担いでいたシェルパの人々が
ストライキを起こします。
どうしてもその場所から動こうとしないのです。
困り果てた調査隊は、
給料を上げるから早く出発してくれとシェルパに頼みました。
日当を上げろという要求だと思ったのです。
が、それでも彼らは耳を貸さず、
まったく動こうとしません。
現地の言葉を話せる隊員が、
一体どうしたのかとシェルパの代表にたずねると、
彼はこう言ったというのです。
”私たちはここまで速く歩き過ぎてしまい、
心を置き去りにして来てしまった。
心がこの場所に追いつくまで、
私たちはしばらくここで待っているのです”
あなたのココロはいま
どの辺りにいますか。