希望する土地が見つからない7つの理由「その5:同じ不動産でも土地と建物はまったく別物」 | あなたがいつまでも好きな町で暮らし続けるために!

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地特有の理由

土地はいつでも希望通りに、小さくしたり大きくすることができない不動産

 

あなたには当然予算というものがあります。

その予算の中で、建てたい家の工事費用と土地の費用を配分しなくてはなりません。

 

場所も形も、そのほかの条件は理想にピッタリ!でも、予算通りの土地の広さとは限りません。つまり、希望する広さを見つける確率が意外と低いと言う現実を知ることになります。

 

所有者がそれぞれ違う

 

当然ですが、土地には必ず所有者がいます。

つまり関わり合いたくなくても、土地(不動産)の各所有者の影響から逃れられないと言うことになります。

 

例えば「隣同士の意見が合わず境界が決められなくて売れない」とか「相続人さんが複数人いて売主の意見が一致しなくて売れない」、「工務店さんが所有者で、建築条件付きの土地のため好きな建築会社さんに頼めない」などがあり、これが原因で見つけにくいことが多く見かけられます。

 

土地だけ先行して購入する目的で住宅ローンは、原則借りることができない

 

 この話を聞いてあなたはいかが思いましたか?

「そんなの当然じゃない!」でしたか、あるいは「そりゃあ困るね」ですか。

 

結論から言えば、「土地を購入することを先行してマイホームの計画を進めることができるのは、現金決済ができる人のみ」と言うことになります。

 

多くの人は、住宅ローンを借りて計画をします。

「この土地は私にピッタリだ!」と購入を決断するためには、住宅も同時進行で計画を進めておくことが必要です。

 

「土地探しに一生懸命になりすぎて住宅のことを後回しにしがち」になります。これでは、条件の合う土地がタイミング良く見つかっても、購入する決断ができません。住宅まで合わせた全体計画を一度立てておくことで解決できると思います。

 

境界が未確定、古家付きの土地も多い

 

トーコの馬潟町空き家

 

新しい分譲地以外の中古住宅の建物を取り壊して、新築住宅を計画する人も増えました。それは、不動産が供給過剰の状態になっているからです。

 

その多くは旧市街地を形成している場所にあるため、交通や生活に欠かせないお店の利便性が高い土地です。

ところが、旧市街地は古家が境界線一杯に建ててあるケースが多く、それぞれの所有者も高齢化、施設へ入所、県外の縁もゆかりもない相続人さん、と多岐にわたり複雑になっているのが現状です。

 

ですから大変なことは「隣との境界線の確定作業」です。

費用も掛かります。

 

解体作業も慎重にしますから、余分な費用を考えておく必要があります。昔のことは記録が残っていない場合が多く、推定で確定することも多くありますが、いずれにしても購入しようとする土地に隣接する現在の所有者全員の同意が必要となります。

 

・・・

 

残念ですが土地には外見では判断ができない諸事情が複雑に絡み合っています。このことが、あなたが希望する土地を見つけにくくしている理由の一つです。

 

 

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