あー。
好きだー。

こーゆー映画は、
充足感あるある。

辞書を作る話だ。

「右」を言葉で説明するくだりが何回も出てくる。

「右」について、
私の辞書は、
「東に向かって南のほう」と書いてある。
昔の記憶では「端を持つ手があるほう、ぎっちょは反対」と書いてあったのだが、これはどういう記憶なのか、ホントに辞書にあったのかわからない。

地味な作品だった。
好みも分かれるだろう。

「紙のぬめり」についても、
落ちていた「血潮」の語句についても、
私なら、さらっと無視するだろう。

まあ、いいんじゃない?
そのくらいさあ、がんばったんだし、
もう時間にないしさ、って。

妥協しない仕事。
派手さのない仕事。
10年以上かけて編纂していく
完成したときには、自分は生きていないかもしれない仕事。

いい映画だった。

何とも静かで熱い。
こういう仕事を私もやりたい☆




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