自分が当たり前だと思って、
意識さえしていないことを、
疑問に思う人がいることがいるのは仕方ないかもしれんが、
それが、自分達よりずーーーっと偉いさんで、
真面目に文書で回答せなあかんということのバカバカしさ。

あほくさーて、サッパリわからん。

机の上に開かれたA4サイズのコピー紙に、
並んでいる数字しか見ていない偉い人は、

私ら現場で働く人間にとって、

「はあ?」ってなことを、
お尋ねになったりする。

机の上のコピー紙見てるだけでは、
なんもわからんに。

私らは、コピー紙の中におるんやない。

「疑問です」といわれたら、
黙って帰って来るんじゃなくて、

「そんなこともわからんで、
よー平気でお給料もらっとりますね」くらい、ゆーたらんかいっ!
と、どんより暗くなっている上司に対して思った。

言えるわけないけどね。

こーゆーことに必要なエネルギーを《役所のムダ》というんだ。

黙って帰って来るってことは、
私らの日頃の仕事を、
あんたがわかってないってことやんか!とも、少し思ったが、
そうではないのだ。

偉い人は、

いつも机の上に置かれたコピー紙がすべてだ。
現場に行かせてもらえない。
行ったとしても、
そこは見せられるための場所で、
コピー紙の折り紙みたいなもんだ。

コピー紙見て、
的確に判断出来ることと、
出来ないことはどーしてもある。

役所ってとこは、
偉い人には抵抗したがらないとこなので、
「偉いさん、それ、意味不明です」
とは、みんな言わない。

真面目に文書で回答して、
偉いさんに納得していただくことに専念するしかない。

ムダだなー、
役所の堅い部署になればなるほど
ムダなエネルギー必要になる。

無視すればいいのに。

とついつい思ってしまう私。