本日はアラフォー的記事です。




「きーもの、きーもの♪~」


いま、おそらく全国ネットで流れているであろう

某無料きもの教室のCM。


みなさまのお住まいの地域ではCM流れてますか?

我が家の住まいのエリアでは、新聞に折り込みチラシも

入っていたのでチラシをご覧になった方もいるかしら?


なんにでも、ひとまず首をつっこんでみる私。

実は6年ほど前、このお教室に通ったことがあります。(苦笑)



無料・・・クラッカー




なんというこの甘美なこの言葉の響き!о(ж>▽<)y ☆


この言葉の魔力に吸い寄せられたのもありますが

年齢が上がるにつれ日本的な美にも

興味がわいてきて。着物だけではなく、

たとえば焼き物の器・・・とかもね。


それに、ちょっとしたときにササっと着物を着て

お出かけ・・・なんて、なんと粋なことでしょう。

ハレの日だけでなく日常にお着物。

そんな女性に憧れたのもあります。


無粋ながら、着物は成人式と葬儀でレンタルのものを着用しただけ。

着付け教室には、着物のレンタルはないとのことだったので

ひとまず、ネットで練習用の安物を手に入れて

お教室に通いだしました。


みなさんのご興味は、


「無料教室って本当に無料なの~?」

「本当に無料教室で着物を着られるようになるの~?」


このあたりに集約されるのではないでしょうか。


はい。では、私が経験したお教室での範囲でお答えしますね。


授業料という名目では、確かに無料でした。


お金がかかったのは、受講証の作成に300~500円程度。

途中、2回ほど授業終了後に茶話会

(つまりお茶飲んでお菓子食べておしゃべり)の

菓子代(生徒さんの有志が買いにいってたと思います。)。

そして最後に修了式がホテルの宴会場のような

ところで催され、その代金(一万円程度)のみ。


私が通っていたお教室では

着物を着るのに特別な道具を必要とされませんでしたが

最低限必要と先生から指定された小物など

(帯をしめるときに便利なクリップとか、補正下着など)

の頒布はありました。

こちらは手持ちのものがあれば購入義務は全くありませんし

良心的なお値段のお品物だったと思います。


はーん。

じゃあ、どこからこのお教室の運営費が出ているのかい?


みなさん、薄々お気づきかもしれませんが

15回のお教室の間に2回組み込まれている「勉強会」という名の頒布会。

これが曲者なんだな。


先生と事務局の方に連れられて会場(お店など)に向かい

勉強会らしいうんちくを聞いた後、頒布会・・・という流れです。

私が通っていたお教室では1回目は帯、2回目がお着物の頒布会でした。


まだまだ着物を一人前に着られないズブの素人に、あなた!

「渡文」の帯とかフツウに売ろうとするんだから!


お着物に詳しくない方だとわからないかと思いますが

いきなり初心者マークのドライバーに

高級車を売りつけるようなお話なわけです。

今、思えばひどい話だわ。


もちろん、買うか買わないかは参加者の自由です。

でもね、お教室の先生がかなりプッシュしてくるのよ。


なぜなら、先生の収入はこの頒布会で

どれだけ売ったかによるから。(歩合制)

そりゃ、先生も必至ですよ。


そもそも「無料」で教えてもらっているという弱みもあり

いつもお世話になっている先生にプッシュされると

断るのがかなりキツイです。


まあ、少し見方を変えれば、頒布会で一度にたくさんの

帯や着物を見られるのは、チャンスといえば、チャンスです。


なかなか普通の着物屋さんですと敷居が高かったり

他のお客さんがいないところで店員さんに

しつこくされるのも辟易しますしね。

お教室の方と一緒であれば、気が楽といえば

楽かもしれません。


でも、品物代には、事務局の運営費、先生への謝礼が

含まれていることをお忘れなく。


鉄板の心で通える方には、良いお教室です。

きちんと着られるようになります。

(先生のあたりはずれはあるかもしれません)


ま、私の場合は、夏の花火大会にゆかたを着る程度では

ありますけれど。でも一度は習ってみてよかったと

思っています。


無料教室を検討されている方の参考になれば。





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