終身雇用とともに崩れたもの? | 追伸 4jhから愛を込めて

追伸 4jhから愛を込めて

フォージョウハーフ 代表 日比野は、考えます。

人気blogランキングに参加しています 
ココをクリックしてください、ポイントが入ります。応援してください。さて今日の順位は?



本日は、午前11時過ぎより会社を訪問し、
社長とお昼ご飯をご一緒させていただいた。

この社長の事は、以前にも書いたが、東大阪が世界に誇る中小企業であり、
創業30余年にして、一度も赤字を出した事がない優良企業だ。
その技術力は高く、小さな会社であるが、職人たる社員は全国を飛び回っている。

会社の前にある小さな中華料理屋は、社長の好みを
分かっており、定食のご飯は少なめで、そのかわりに
おかずは多めであった。

ここからも社長の人間力が見て取れる。社長は下町に住人には、
真似の出来ない人間力を発揮するのだ。

その中華料理屋のテレビでは、ライブドアへの強制捜査に
関する報道がされていた。そこで、社長がM&Aについて話し出した。社長は、今から30年以上前、2年ほどアメリカにいたらしい。その際、肌で感じたアメリカンドリームを日本で成し遂げようと思ったそうだ。その時、アメリカでM&Aについて興味を持ち、多くの書物を読んだ。帰国後、起業してすぐ、日本ではM&Aは無理だと感じたそうだ。アメリカと日本では経営者の体質が違うと言うのだ。日本の経営者は、一度、起業すれば、自分が死ぬか、倒産する事がなければ、自分の会社を手放そうとは思わない。この仕事で一生やると言う気持ちで起業するのだと。しかし、アメリカの経営者は、起業する際にすでに、成功したら、いくらで会社を売ろうかという思いがあるのだと。M&Aは、売りたい経営者がいて、初めて成立するものだと。今から、数十年前には、そんな経営者は皆無であった。そんな中で、M&Aをすれば、いくら友好的に買収をしてもそこに恨みが残ると感じたらしい。それでは、会社は成り立たないと感じたらしい。しかし、今、IT業界をはじめ、M&Aが成立している。それを見て、社長は、日本の経営者も変わったなと感じたという。労働者から終身雇用という意識が薄れたのと同時に、経営者からも『終身経営者』と言う意識も薄れたのであろう。 -4JHから愛を込めて ライブドアには、このブログでお世話になっている。 随分、楽しませてもらっている。このブログは無料である。 もちろん、何らかの戦略の上での無料なのであろうが、 ブロガーとライブドアは、WINWINの関係を築けている。 このブログシステムに感謝。人気blogランキングに参加しています ココをクリックしてください、ポイントが入ります。応援してください。さて今日の順位は?